労働相談3年連続トップの「いじめ」に巻き込まれたときの対処法
いじめられる原因がわからない、という場合は、思いきって相手に歩みよりましょう。
「ご相談したいことがあるのですが、お時間をいただけますか?」
「最近、○○さんを困らせてしまったことがあったでしょうか?」
「私が、○○さんに嫌な思いをさせてしまったことがあったでしょうか?」
このように、ダイレクトに聞いてしまいましょう。
いじめている側は、いじめたくなってしまうほどのネガティブな気持ちを、直接伝える勇気がないのです。だからこそ、いじめ、という歪んだ方法で解消しようとする、いわば小心者なのです。
あなたが一歩上の視点に立ち、相手が気持ちを伝えられる場を作ること。きちんと向き合えば、本音を伝えあうことができます。互いに納得がいくまで話すこと。対話は、最強の解決方法です。
■3:上司にいじめの事実のみ伝えて様子を見てもらう
それでもいじめがなくならない場合は、信頼できる第三者に相談しましょう。言いにくいとは思いますが、解決のための行動をしないといつか爆発してしまうかもしれません。
とはいえ、上司など、職場の人に相談をする場合、ひとつ留意点があります。
それは「いじめを受けているので、すぐになんとかしてほしい」