出世できる銀行員はたったの2%!金融業界の知られざるウラ事情
ですから、新たに抜擢されたの役員の同期は他人事ではいられません。
出向先は関連会社や取引先がメインで、待遇は出向前のポストによって異なります。
そのため、銀行で働く人は出世レースはもちろん、途中で脱落したとしても出向先での高待遇を得るための努力が必要なのです。
こういった慣習があるため、銀行においては支店長や部長が役員より年上になることはありえないということになります。
■2:銀行のクレーム対応者はなにがあっても席を立たない!
どの業界でも、避けて通れないのが顧客からのクレーム。最近では、理不尽なクレームをつけるモンスタークレーマーに悩まされるケースも少なくないでしょう。
特に金融業界や銀行ではトラブルが起きやすいため、クレーム対応のための独自のルールが決められています。
その大原則は、話し合いの途中で決して席を立ってはいけないということ。
理不尽なクレームには、毅然とした態度で臨むのが大切。しかし話し合いの途中で何度も席を立ってしまうと、相手に次の一手を考える隙を与え、話し合いがこじれてしまいます。ですから、とにかく相手が引き下がるまでは、なにがあっても席を立ってはいけないのです。