くらし情報『70年の調査で判明!よい人間関係で幸せになるための3つの教訓』

70年の調査で判明!よい人間関係で幸せになるための3つの教訓

一方、築けていない人は肉体的な痛みをより多く感じる結果になったといいます。

ウォールディンガー博士がさらにつけ加えたのは、「よい人間関係を築ける人に共通するのは、柔軟性があること」という点です。

自分の思うように他人を動かそうとする人は、人間関係でトラブルを抱えることが多く、柔軟性があって他人の考えを尊重できる人は、人間関係をうまく維持したり、困難を乗り越えたりできると語っています。



じつは日本でも、ソニー生命が50歳~79歳の男女に対し「シニアの生活意識調査」を行っています。

ここでも「生きがい・やる気の源」について尋ねられたときの回答は、複数回答で「パートナー(妻・夫・恋人)」が43.9%、「子ども・孫」が43.3%、「友人」が22.6%など、関係性についての項目が高い割合で目立っています。

日本においても、やはり「よい人間関係」が、幸せを感じるために需要な要素であることは変わらないようですね。(文/宮本ゆみ子)

【参考】

※What makes a good life?

※平成21年度 全国家庭児童調査結果-厚生労働省

※シニアの生活意識調査(平成25年)-ソニー生命保険株式会社

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