知らないと4000万円の損!住宅購入で失敗する心理メカニズム
他にも「最初に見た物件を見て『これだ!』と思いこんで買ってしまう」「欲しい物件のイメージがあまりにもよすぎたために、無理に背伸びして資金計画を組んでしまう」という失敗があります。
いずれも、住宅購入という買い物が高額で、なおかつ日常生活からかけは離れた行為であるために、冷静さを失ってしまうがゆえに起きています。
しかし、高額な買い物という非日常的な行為は一瞬ですが、「住む」「暮らす」という行為は長く続くものです。
しかも、失敗したからといって簡単に住み替えることはできません。
本来気にするべきは、物件の印象や価格ではなく、「実際に住みはじめたらどういう生活になるのか」「返済計画に無理はないか」「周囲の環境はどうなのか」といった生活のリアルについて、メリット・デメリット両方を視野に入れて考えることなのです。
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住宅購入は、私たちが思っている以上に感情のコントロールが必要な行為です。そのため、仕掛けられたワナにハマることなく、まずは自分の状況を第一に考え、資金的にも日常生活を送る上でも無理がないかどうかを冷静に判断しましょう。
(文/税理士・心理セラピスト鈴木まゆ子)
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