もう挫折しない!上達して確実にできるようになる4つのポイント
『300人の達人研究からわかった上達の原則』(北村勝朗著、CCCメディアハウス)の著者は、「才能」について研究している東北大学教授。
本書では、15年の歳月をかけて見出したという「質の高い練習とやる気を無理なく持続させるコツ」を紹介しています。
では、具体的にはどうすれば上達できるのでしょうか?第4章「すぐに使える上達のコツ」から、4つのポイントを引き出してみましょう。
■ポイント1:やる気にスイッチを入れる
才能を伸ばす最大の武器はやる気。そこで、まずは「やる気のスイッチが入った状態」をつくり出すことが大切だといいます。具体的な手段は、以下のとおり。
(1)将来なりたいイメージを描く(2)やる気が起こる仕掛けを考える(3)一緒にやる仲間を見つける(4)お気に入りの用具や文房具を使う
やる気スイッチを入れるために、さまざまな角度から自分を刺激するわけです、
■ポイント2:「できる」という自信を持つ
上達は、練習や学習などの苦しいプロセスを乗り越えた先にあるもの。
そして、それらを長時間継続するために大切なのが、「自分ならうまくできそうだ」という成功の見通し(効力予期)や、できたときの喜びへの期待(結果予期)。