2000人もの会社員に取材して判明した「出世する人の口ぐせ」
と知らしめることになるといいます。
「見ている」「見てくれている」という双方の信頼関係が、一緒に仕事をするうえで大きな効果を発揮するようになるわけです。
だから、これを口ぐせにできる上司の指導は、部下の心にジャスト・ミートするということ。
(3)「たいしたものだ」
「すごいよね!」「たいしたものだ」など、上司が部下を称えることばを口ぐせにしている上司は魅力的。
聞く側の心が明るくなるから、部下もそのことばを投げかけてくれた上司にいい思いを持つわけです。このことについて著者は、「こういう徳が増えると、その人は守られていく」とも記しています。
できる上司についていくことも、ビジネスパーソンにとって重要なこと。だからこそ、上司の人柄や考え方を見極めるために、本書を活用すべきかもしれません。
(文/印南敦史)
【参考】
※吉田典史(2015)『会社で落ちこぼれる人の口ぐせ 抜群に出世する人の口ぐせ』KADOKAWA/中経出版