なんと最長「4ヶ月」も取得できる国が!気になる世界の産休事情
ロシア:産休140日/給与100%
(8)ナイジェリア:産休3ヶ月/給与平均の50%(公務員は6ヵ月、給与100%)
(9)スワジランド:産休12週間/2週間のみ給与有
(10)フランス:産休16週間/給与100%(2人目以上の場合34週間まで)
■日本は最高ではないものの最低限は保証されている
ドイツは日本と期間は同じですが、給与は100%保障されます。対してアメリカは12週間と日本より短い上に、給与は州によって保障が違います。
法律の専門家カレル・ヴァン・モーレン氏は「政府による産休中の給与の保障がないのは、パプアニューギニアとアメリカの2ヶ国だけ」と批判しています。
ロシアとアルメニア、オーストラリアは日本より期間も長く、給与が100%保障されます。
また、フランスは2人目以上の場合34週間まで延長が可能で、子どもがたくさん欲しい人に有利な仕組みになっています。
日本の産休の水準は最高とはいいがたいですが、最低限のレベルは維持しているようです。■最長の南アフリカ「産休4ヶ月」は本当に理想的?
南アフリカはこのなかで1番長く、4カ月の産休の取得が労働基準法によって義務づけられています。