なんと最長「4ヶ月」も取得できる国が!気になる世界の産休事情
一見魅力的ですが、産休中は失業保険から手当てが支払われます。つまり、企業は給与を払わないのです。よって、収入が充分ではなくなるという問題があるのです。
同じアフリカのナイジェリアやスワジランドでも、給与が半分になったり、2週間のみ給与があったりと、経済的に厳しい状況。
しかし、最近ではアフリカでも産休中に給与を支払ったり、復帰後にフレキシブルな勤務を認めたりする企業が増えているのだとか。
こうした企業はヨーロッパで増加中で、少子高齢化の進むヨーロッパのトレンドになっているそうです。
一家の収入源を母親が担う家庭も増えています。産休中の給与が充分でないために早期に職場に復帰せざるを得ない母親もいます。
早すぎる職場復帰は母親にも子どもにも悪影響を及ぼします。そうした影響は個人に始まり、家族、国家へと広がっていき、いずれは世界経済にも影響を及ぼすようになると考えられています。
子どもを産んだ女性が働きやすい環境が、世界レベルで整備されるといいですね。
(文/和州太郎)
【参考】
※10 best and worst countries for maternity leave―women24