実績は8000人!人材育成のプロ直伝「部下を責めない叱り方」
相手を責めている印象があるとは思わないでしょうか?
(1)は、「あなたが悪い・あなたのせいだ」「なんとかしろよ!」
(2)は、「あなたはダメな人・理解できない人」「何度もいわせるな」
(3)は、「あなたはわからない人・できない人」「自分で考えろ!」
というニュアンスが伝わってくるはず。相手を責めたいと思うと、主語がYOUメッセージになりやすいのだそうです。
■YOUからIに変えると責める印象がなくなる
では同じ内容を、YOUからI(私)に変えてみましょう。
(1)「この状況を見て、(私は)とてもびっくりしたんだ」
(2)「大切なことだから、しっかり理解してほしいと(私は)思っているんだ」
(3)「(私は)とても期待しているんだ。だからこそ自分で考えてほしいと(私は)思っている。
このように主語をIにするだけで、責めている印象はなくなります。
■要注意な相手を責めるようなIメッセージ
ただし、「相手を責めるIメッセージ」もあるのでご用心。相手を責めないように努めても、心のなかに相手を責めたい気持ちがあると、そうなってしまいがちだということ。
(1)「ちゃんとやってくれないと(私が)