99%が5年も続かない!10代の友情がすぐ破綻してしまう理由
重要なのは、友人関係にある相手との間で、次のような個性を共有していること。
同性、同級生、同じ人種、同じ学校……。同じであることが重なるほどに、友情関係が続くことがわかったのです。
■友人関係が続かない原因は環境にもある
また、学校サイドは知識や知能を与えるだけではなく、人間の心を育てる必要もあります。
なぜなら、青年期の子どもは友人関係を通して、生きることやともに存在することの喜び、なにかを学ぶ喜びを身にしみて感じながら人間らしくなっていくから。
しかし教育の現場は、いつも政府や第3者の意見に振り回されています。いまの私たちの現場では、青年期の友情を長続きさせるための必要条件を満たしていないのです。子どもの青年期の友情関係が長く続かないことには、本人以外の要因も影響しているということです。
■青年期の友人関係は制限する必要ない!
そして、大人の都合や配慮は、本人である子どもたちにとってありがたい場合もあれば、ときにありがた迷惑な場合もあります。
子どもが傷つかないために、友人関係に大人が干渉するのは本当にいいことでしょうか?
いいえ、「あの子とつきあうことはやめなさい」