【旅を深めるミニ講座】日本とタイを結ぶ「美味しい」かけはし 〜後編〜
自分の足で、日本全国各地の希少な素材を発掘して紹介する。そのスタイルは、旅においても通ずる部分があるとか。西田さん流のタイ旅行の楽しみ方とは?
「とにかく歩くことです(笑)。たしかに、電車やタクシーは涼しくてとても便利ですが、歩くことで路地裏の店や表からは見られない生活感が覗けるので、とても楽しいです。歩きの何が良いかというと、喉も乾くし腹も減ること。それで気になる店があったら迷わずに入って、どんどん食べて飲んでみてください。あと、タイに行ったら僕は必ず足つぼマッサージ店に行きます。宿泊先の近くでいい店に目をつけておいて、一日の歩き疲れをほぐしてもらいに毎日通うのです。
歩いて、食べて、疲れを癒すのがタイ旅行の醍醐味です」
タイ+食の旅を100%楽しむ方法
photo: 日本アセアンセンター
まだバンコクの街を象が闊歩していた、初めてのタイ旅行から約20年。いまでは気ままな一人旅をする時間が少なくなったものの、出張でタイを訪れた際には、空いた時間を見つけては知らない路地を歩くのが楽しみだそう。
「いまは経済が発展していて、最先端のものも手に入るし、一本裏道に入れば昔ながらの生活が垣間見られる。