プミポン国王を偲んで……タイの有名アーティストたちが次々と発表する追悼曲
を説明する、というもの。最後は「父=王様を愛しているなら、私たちはこれから団結し、愛し合っていかなくては」と締めています。
この曲はスラー氏の所属するルークトゥン専門レーベルGrammy Goldのさまざまな歌手によってカバーされ、全部で一体いくつのバージョンが存在するのかわからないほどになっています。
Grammy Goldの男性歌手複数によるカバー
同じく女性歌手複数によるカバー
トップクラスの人気を誇る女性歌手、ターイ・オラタイによるアコースティック・バージョン
歴史の転換点を自覚させる流行語を歌に
チャン・グート・ナイ・ラチャガーン・ティー・ガーウ(私はラマ9世の治世に生まれた) by セーク・ローソー
ロック部門の追悼曲なら、やはり国民的ロックスター、セーク・ローソーによるこの曲を真っ先に紹介したいところ。
崩御の直後、タイ国内のSNSにはその死を悼み、嘆き悲しむメッセージがあふれましたが、それとほぼ同じく大量に流れたのが、曲名にもなっている「私はラマ9世時代に生まれた」という言葉。
プミポン国王は現王朝・ラッタナーコーシン王朝の9代目、つまり「ラマ9世」