くらし情報『「介護の負担が増えたら…」要支援2となった父の自宅介護を経て痛感したことは【体験談】』

2024年2月26日 10:10

「介護の負担が増えたら…」要支援2となった父の自宅介護を経て痛感したことは【体験談】

杖をつく男性


高齢化社会を迎えた日本では、介護を受けている高齢者が多数います。私の父親もその寸前までいきました。老いた親の世話はさまざまなことをしなければならないため、大変だと感じた私の経験談です。

病魔は突然襲ってくる

2012年3月、父親が突然「足が痛い」と言いだしました。何かねじったのではないかと、自分はそれを聞いて思っていました。ですが、数日経過しても痛みが治まらないようで、病院で診てもらったところ、手術をしなければ治らないとのことでした。

幸い痛みもそんなにひどくなかったのでよかったのですが、数日後に入院となりました。術後の経過は良好で、退院後はいつも通りすたすた歩ける状態に戻ったのです。


再発を機に要支援2に

ところが、その翌年の2013年9月、再発してしまいました。今度は痛みも強く、杖を突いた父を初めて見て、ショックを受けたものです。その後は再発を繰り返し、手術は数回に及びました。

2020年ころには、ついに「要支援2」の認定を受けることになりました。「要支援2」は、要介護の一歩手前です。自力でトイレや風呂、歯磨きなどはできるものの、歩くのもやっとの状態。食事も自分で作るのが好きな父でしたが、すでにそれもできずに家族の作る料理に頼るようになっていきました。

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