2024年4月6日 22:10
遅刻を正当化する社長の息子「重役出勤は当然」⇒社長「お前が重役になる未来はない」顔面蒼白になったワケ
課長の確認漏れにもガックリです。
思わず叱責!
しかし今日はもう株主総会当日。私たちは総務部総出で社内の大会議室を片付け、何とか全員分の椅子を並べました。
するとダメ御曹司は、手伝いもしなかったくせに「貧相だな~。もっとドーンと派手な設営はできないわけ?」と文句を言ったのです。自分のミスが原因で急ごしらえの会場になったというのに、何という態度でしょう。
その言葉を聞いて私はブチキレました。「いいかげんにしなさい! 社長の息子だからっていい気になって。
反省どころか自分のミスを棚に上げて文句をつけるなんて!」
皆の前で注意されたことに逆ギレした彼は、私に反論してきました。「生意気な! 親父に言ってクビにしてやる! いや、どうせ将来は俺が社長になるんだから、この場で俺が直接クビにしてやる!」
と、そのとき……。
祖父が登場
会議室の入り口から男性の声がしたので、私たちはいっせいに振り返りました。するとそこには私の祖父が立っていたのです。
そして、廊下からやって来た社長も顔を出しました。「これは会長! 今年は突然会場が変更になって申し訳ありません。私も今朝聞きまして……」
「いやいや、ワシも懐かしい会社に来られてうれしいよ。