2022年4月16日 02:40
40~50代でもイキイキした女性の共通点!「若返りホルモン」を増やすためにできること【美容専門医】
DHEAは“抗酸化ホルモン”とも呼ばれ、老化の原因となる活性酸素を減らす働きをします。代表的な働きは抗酸化作用ですが、以下のような働きもします。
- 免疫力を高め、炎症や腫瘍を予防する
- インスリンの働きを助け、糖尿病を予防する
- 筋力を維持し、代謝を高めて体脂肪を減らす
- 動脈硬化を予防する
- 脂質異常症を予防する
- ストレスを緩和し、意欲を向上させる
- アルツハイマー病を予防、改善する
- 性的欲求を高める
元気に生きていくために必須のホルモンで、およそ50種類のホルモンに分化することから、“マザーホルモン”とも呼ばれています」(黒田先生)。
DHEAは誰にでもある?
生きていれば常に出ている
「DHEAは生きるためには必須のホルモンなので、常に出ています。ただ、20代をピークに年々減少し、40代に入ると多くの人がピークの約半分に減少してしまいます。
女性ホルモンのエストロゲンも、DHEAから分化して作られます。加齢により減少するDHEAとともに、女性ホルモンも減少していくのです。
DHEAが不足していると、極端に疲れやすい、朝起きられないといった症状がよく見られます」(黒田先生)。
元気な人は数値が高い
加齢とともに減少するDHEAですが、数値が高い人もいて、そこには共通点があるそうです。