2022年10月12日 03:10
「化粧がドロドロに…」顔から汗が止まらない! 顔面多汗症のやりがちNGな行動とは?【医師監修】
湯船につかることで汗をかき、全身の汗腺を活性化させることが大切です」(中村先生)
顔面多汗症への治療は?
まずは生活習慣の見直しから
顔面多汗症への治療法は生活習慣を正すことから始まるそうです。
「バランスの取れた食事や十分な睡眠の確保など、自律神経を整えることは汗腺を刺激する交感神経の働きに影響します。自律神経を整えるためには生活習慣を整えることが大切です。
他にはお風呂で湯船のお湯にゆっくりと浸かる温浴や汗をかくような運動をおすすめします。
今はコロナ禍なので屋外での運動は難しいかもしれませんが、筋トレやヨガなど屋内でも汗をかくことも顔だけから汗が出るということの予防になります。
ほとんど汗をかかずにいる状態が続くと、心臓から遠い部分の汗腺の働きが鈍くなるので、全身の汗腺を活性化させることが大切です。
薬は桂枝加黄耆湯(けいしかおうぎとう)や黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)という漢方薬を処方することが多いです。
漢方については薬局で売っているものでも構いませんが、自分の体にあったものを飲むようにしてください」(中村先生)
まとめ
顔からの汗が多くて悩む方は多くいます。中には汗が目立って人前に出るのも恥ずかしい……という方もいるそう。