2022年12月28日 02:10
虫歯や歯周病の予防に! 気になる歯列矯正の費用やメリットなど徹底解説!【医師監修】
それから、矯正治療中は矯正器具と歯の隙間に食べカスなどの汚れがたまりやすくなってしまうので、きちんとケアをしなければ虫歯や歯周病になってしまうということもありますね。
そういうリスクを予防するには歯間ブラシやタフトブラシという毛束が1つの小さな歯ブラシを使用してケアをしたほうが良いでしょう。
もちろん、高額な費用がかかったり治療期間が長いこともデメリットではあると思います。
また、デメリットの一つとして、「矯正後のリテーナーの装着」があります。このリテーナーというものは、歯列矯正の治療後に着用する動かした歯を後戻りさせずに安定させるための保定装置のことです。
患者さんの中には、「矯正器具を外せば矯正治療は終わりだ」と思っている方もいるのですが、リテーナーを着けてもらわないと歯が元に戻ってしまう可能性があります。矯正後にリテーナーを装着することは矯正治療の中でも最も大切なことです。
リテーナーの具体的な装着期間はデータなどの裏付けがなく、確かなことが言えないので、リテーナーを長く装着することになるのもデメリットと言えるかもしれません」(古川先生)
矯正器具の種類は?
大きく分けると2種類
矯正器具は大きく分けると、
・ブラケットとワイヤーを用いたワイヤー矯正
・着脱可能な透明のマウスピースを使用するマウスピース矯正
に分けられます。