2児の母であり、インスタやブログでエッセイマンガを連載しているゆっぺさんが、尊敬する祖母・キヨさんの壮絶な人生をつづったマンガです。
戦争で疎開してきた養母の実娘・チサトさん夫婦と暮らし始めたキヨさん。養母はキヨさんに家事労働を強いて、事あるごとにいじめるようになっていきました。キヨさんの仕事は年齢に応じて増え……。
★前の話
子どもは家事をやらせる「安い労働力」
学校道具を家の中に入れることを禁止されたキヨさんは、帰宅すると軒下に敷いたござの上に荷物を置いていました。姉がくれたふかし芋を食べようとしていると、「みつ子の娘はよく食べる。意地汚い!」と言う養母。キヨさんがつらいのを知っていて、事あるごとにキヨさんの実母の悪口を言うようになったのです。
昔は子どもを「安い労働力」とする考え方が一般的でした。キヨの仕事も年齢に応じて増えて……。
こんにちはゆっぺです。
この時代は子どもが5人以上いるのが当たり前でした。
昔は子どもが労働力だったので、たくさん産むことで家計を助けると考えられていたのです。
子どもは家業に従事させる安い労働力としてしか見ていませんでした。