「転職」に関する5カ国(日・米・英・独・韓)比較調査、日本は「転職したい理由」に他国との違いがあることが判明
他国の転職経験者の割合はイギリスが92.7%、アメリカは90.1%、ドイツは84.2%と欧米では8割以上です。
また韓国も75.8%が転職経験があり、日本よりも16.1ポイント高い結果となりました。
日本の転職割合は他の4カ国と比べて大きく低く、最下位の結果でした。
転職したい理由、4カ国は「不満はないが、自分にとってプラスになる」に対し、日本は「職場に不満や嫌なことがある」
転職をしたい(検討している)人を対象に、その理由についてたずねました。
「現状の仕事に大きな不満はないが、自分にとってプラスになる可能性があると思うから」
「現状の職場に不満や嫌なことがあるから」
上記のいずれかをたずねたところ、日本は「不満や嫌なことがある」が40.9%で他4カ国よりも突出して多く、「自分にとってプラスになる」は30.2%にとどまりました。日本は現在の職場における不満が転職理由になりやすい傾向があるようです。
一方、他国はいずれも「自分にとってプラスになる」が45%以上を占め、「不満や嫌なことがある」は30%以下となり、日本とは真逆の傾向となりました。
現状に不満は多いが転職に期待することは前向きな日本人が多い
一方で、日本人が転職に期待することは「給与」