【ビタミン免疫ラボ】外出自粛などにより不足しがちな「ビタミンD」の免疫力向上効果に注目
という別名を持つビタミンDですが、実は日陰的な存在になってしまっているのです。
免疫力を高めるビタミンDの代表的な効能近年、免疫のバランスが崩れることで生じる慢性炎症が、生活習慣病、動脈硬化症、ガンなどの重大な疾患、認知症やうつ病などの神経系の疾病まで、まさに“万病の元”となることがわかってきました。
免疫のスペシャリストとして知られる医学博士の飯沼一茂先生によると、ビタミンDの代表的な効能は以下の3つ。
①細菌やウイルスを食べて破壊する「マクロファージ」を活性化させる。
②免疫細胞の活性化や機能抑制に欠かせない「サイトカイン」を調整する。
③殺菌・抗ウイルス作用のある「カテリシジン」と「ディフェンシン」を誘導する。
ビタミンDは、免疫細胞にダイレクトに働きかける効能はもちろん、抗炎症作用や抗菌作用もあわせ持つ、健康を維持するために、なくてはならない栄養素だということがわかります。
飯沼先生が教える!免疫力が上がる9つのルール
免疫力を上げるために大切なのは、正しい生活習慣を身につけることです。
適度な食事・睡眠・運動はもちろん、ストレスを溜めないことや良く笑うことも免疫力アップにつながるポイントです。