【知って得する!保険の基本】死亡保険金の受け取り方
(2)手続き書類の受け取り・提出上記項目の確認後、生命保険会社から必要書類の案内と、死亡保険金を保険会社に請求するための請求書が送られてきます。その時に、一般的に必要な提出書類などは表2の項目になります。これらの必要な書類を準備し、保険会社へ提出します。
(3)保険会社で提出書類の確認・死亡保険金の支払い
提出された書類をもとに、保険会社は保険金の支払い手続きに入ります。死亡保険金の支払期限は、死亡保険の約款(保険契約を定めたルール)に定められています。問題がなければ、受取人に死亡保険金が支払われます。支払期限の例は、一般的に下記のようになっています。
<支払い期限の例>
- 不備なく必要書類一式が生命保険会社に到着した日の翌日から起算して、原則5営業日以内(※)
- 支払い事由発生の有無や、免責事由・告知義務違反に該当する可能性がある場合など、確認が必要な場合は45日を経過する日以内
- 弁護士法その他の法令に基づく照会など、特別な照会等が必要な場合は180日を経過する日以内
(※)保険会社が業務を行っている日のこと。
したがって、土・日・祝日などは除かれる。
なお、死亡保険金を受け取る権利にも時効があります。一般的に支払い事由が発生した日の翌日から起算して3年を経過した時は、時効により消滅すると規定されています。