歳を重ねると目にも症状が…
ペット保険のアニコムが、10月10日の「目の愛護デー」に合わせて白内障に関する調査を行いました。
その結果を見ますと、ペットの犬も年齢を重ねるごとに白内障にかかりやすくなるという結果がはっきりと現れてきます。特にある一定の年齢を境にその割合が急上昇するようです。
※画像はイメージ
統計でも明確に
例えば0歳~5歳までの間では、白内障の発症率は0.4%ほどで推移しますが、6歳になると突然2倍の0.8%ほどにまで上昇。7歳では0.9%ほどとあまり変わりませんが、8歳になるとさらに倍近い1.6%に。そして翌9歳で2.5%にまで発症率があがります。
今回の統計で1番高確率となったのは、11歳でおよそ3.7%となりました。この年齢になると、25頭~30頭に1頭の割合で発症ということになります。
気になる手術費用は
調査では、白内障の手術として「眼内レンズ挿入」を行うこともあるとしますが、この手術を行う場合その設備や技術の高い専門性のゆえに、平均で34万円の手術費用がかかるとします。
年代別の手術率を見てみると、1歳で若年性白内障を発症した場合、3頭に1頭が手術を受けているものの、年齢を重ねるほどその割合が減っていくという実情も浮かび上がりました。
アニコムによれば、白内障は初期に発見できれば点眼薬などによって進行を遅らせられる場合があるので、以下のような場合には早めの注意を呼びかけています。
定期的な健康診断の受診はもちろん、日頃から、愛犬の目の状態や行動(物にぶつかりやすくなる、階段の昇り降りや暗いところで動くことを嫌がるなど)の変化に注意し、早期発見を心がけましょう。
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