私は子どものころからかなり近視がひどく、眼鏡やコンタクトレンズなしでは視界がボーっとして、はっきり見えません。10年くらい前からはずっと眼鏡を使用しています。ある日、眼鏡を新調しました。しばらく使っていたのですが、数カ月で見づらくなってきてしまったのです。その原因は……。左の目だけがぼんやりと…私はもともと両方とも視力が0.03と悪く、裸眼では両眼とも同じくらいの「見えない」度合いという認識でした。ある日、眼鏡をしていてなんとなく見え方が変なので片目ずつ見てみると、明らかに左がよく見えません。物がぼやけていてまるで乱視のような見え方です。ネットで調べてみると、老眼が始まると、物がダブって見える乱視のような見え方になることもあるという記事がありました。近視が強い人は老眼になるのが遅いと聞いたことがあり、私は50歳でしたが、老眼になるのはきっと遅いだろう、まだ先だろうと勝手に思っていました。しかし日に日に見えにくくなり、新調したばかりの眼鏡も合わなくなってきたので、これはやはり老眼かもしれないと思い、眼科を受診することにしました。実は老眼ではなかった!いよいよ老眼になったのかと信じられない気持ちで眼科に行きました。視力検査で見えにくくなったことを伝え、眼科医にも「先日眼鏡を新調したのですが、右は問題ないのですが左がよく見えなくて」と相談すると、サラッと「ああ、少し白内障だからね」とのこと。「えーっ! 白内障!! 私は50歳なのにもう白内障ですか!? もっと年を取ってからなる病気なのかと思っていたのに」と、とてもショックでした。「白内障だと黒目が白く濁る」と聞いたことがあったので、鏡で自分の左目を見てみたのですがまったくわかりませんでした。もともと近視がひどくて裸眼では右も左もぼやっとしか見えないため、眼鏡を掛けて片方目ずつ見て初めて「なんとなく左で見た景色がはっきり見えない」とわかる感じです。自分で思っていた白内障の症状と、実際の症状が違っていたことや、まさか自分が50代で白内障になるとは思ってもみなかったため、頭が混乱してしまいました。治すには手術白内障の治療は目薬を使用することもありますが、私が通う眼科では白内障の目薬は処方していませんでした。あまりにも不便を感じるようになったら手術で治すようです。現状ではすぐに手術をする必要はないだろうとのことでした。手術は日帰りで、手術時間も部分麻酔で短い時間で終わるそうです。その眼科はかなり患者さんが多く待合室も満員ですが、手術を終えて眼帯をした人が数人いました。だいたい70歳くらいの方が多いように感じました。80代の父はドライアイではありましたが、白内障は患っていませんでしたし、私自身末っ子なのですが、60代の兄弟たちはまだ誰も白内障を患ってはおらず、一番若い私が先に白内障患者となってしまいました。老眼もそうですが、白内障にも個人差があり、若いからといって無縁ということではないようです。まとめ老眼、白内障などはまだまだかなり先の話から思い込んでいましたが、そうではありませんでした。更年期を過ぎてから、白髪が増えた、子どもが話すことが聞き取りにくくなった、物の名前がすぐに出てこなくなったなど、日々老化を感じることが増えてきています。考えると憂うつになりますが、誰もが通る道。皆平等に年を取るのだから、と前向きに考えることにしました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。著者/平田昭子(57歳)東京生まれの東京育ち。校正の仕事が休みの日は、映画や読書を楽しむ。最近は着物にもはまっている。父の認知症をきっかけに、高齢者と病気について考えるようになった。
2024年01月03日現代人に多い“今どき”アイダメージをピックアップ。その原因や対策を専門家に教えてもらいました。ここでは“近視”“白内障”“結膜炎”に注目します!【近視】ピントが合わず遠くがぼやける。狭い空間での仕事や作業アウトドア活動の減少モノを見る時、眼球の水晶体の厚さが調節され、ピントが網膜に合った時によく見えると感じる。近くのものを見る時はピントが合うが、遠くのものは合わずにぼやけて見えるのが近視。「本来透明な水晶体が、加齢に伴って濁って屈折率が変わることも、近視の進行に関係します。そのようにして衰える以外にも、狭い空間で作業したり、外出が少ないと若い人にもリスクがあるそう。近視が強いとメガネやコンタクトレンズを使うこととなり、使っていない人と比べると、ドライアイになるリスクは約5倍も増えます」(眼科医・綾木雅彦さん)近年、太陽の光に含まれるバイオレットライトが近視の進行を抑えられることがわかってきたそう。「コロナ禍で外出を控え太陽を浴びる機会が減ったことで、近視が増えたという報告が世界中から届いています」予防METHOD1【20‐20‐20法】遠くを見てガチガチの毛様体筋をほぐす!近くを見続けると目のピントを調節する筋肉の毛様体筋が緊張して張り詰めた状態に。やがて、近くにピントを合わせていたほうがラクになり、近視が進行してしまう。「その前に、毛様体筋の緊張を解消するのが“20‐20‐20法”。デスクワークで近くを20分見たら、20秒、20フィート(約6m)以上遠くを見ましょう。20分に1回が難しけば、1時間に1回でも大丈夫です」予防METHOD2【アウトドア活動】1日30分の日光浴で近視をストップ!近視抑制のカギを握るバイオレットライト。太陽光に含まれているので、積極的に外で浴びたい。「ティータイムやランチはテラス席を選ぶ、通勤などで歩く時間を増やすなど、1日30分は屋外で活動して、バイオレットライトを取り込むようにしましょう。曇っていても夕方でも太陽から降り注いでいますが、室内だと窓で遮られてしまうので、外に出ることがポイントです」【白内障】水晶体が濁り、視力の低下へ。運動量の低下紫外線を過剰に浴びる白内障とは、水晶体が白く濁り、視力が低下する病気。「水晶体はタンパク質の塊で、卵を加熱すると白身が白くなっていくように、水晶体も20歳を過ぎると透明の状態から濁っていきます。タンパク質を変性させる紫外線を、サングラスなどでカットしましょう。また最近、脳機能を高める分泌性タンパク質として注目されているBDNF(脳由来神経栄養因子)は、目の神経を保護する働きも。有酸素運動によって増えますので、軽い散歩程度でも、運動を習慣にしましょう」予防METHOD【節食】空腹を感じることが、目の健康にも良い!?白内障など、加齢が原因の目の病気は少なくない。「目のためにもアンチエイジングを。臓器が衰えるスピードを遅くするサーチュイン遺伝子は、空腹時に活性化されます。週1回のプチ断食や、腹七分目の食生活を心掛けましょう」予防ITEM美容面でも効果がある、注目成分をサプリで!ブドウなどに含まれるポリフェノールの一種、レスベラトロール。“ハリ・潤サポート”成分をサプリで摂取。レスベラトロール PRO 31粒(1日1粒目安)¥3,000(わかさ生活 TEL:0120・132・061)【結膜炎】細菌やウイルスが目の腫れや充血に。マスク生活による整容意識の低下コロナ禍後の接触増加白目の表面を覆っている結膜は、目に異物が入ってくるのを防ぐ役割があるが、目を開けている間は常に外にさらされており、ウイルスや細菌によって炎症しやすい。「ウイルス性結膜炎は、コロナ禍の外出自粛やマスク着用が緩和され、人と人の接触が戻った途端、驚異的に増えました。結膜炎を引き起こすアデノウイルスは感染力が強くあらゆる場所にいますので、細菌を触った手で目をこすれば自分がかかり、他の人と接触すれば感染が広がりますので、みなが清潔第一を心掛けることが大事です」予防METHOD【横洗顔】左右に指を動かしてまぶたのキワまで洗顔。ウイルスや汚れを目の中に入れないためには、まぶたのキワをよく洗うこと。「縦方向にこするだけでは、十分とはいえません。目を閉じてまぶたの上を人差し指と中指で左右に10往復。まぶたのキワの汚れもスッキリ落ちます」予防ITEM抗炎症成分など9つの有効成分で眼病予防。抗炎症成分、角膜保護成分、調節機能改善成分を配合した薬液でまるごと洗い、瞳を清潔に。第3類医薬品。アイボンメディカル 500ml¥1,430(小林製薬お客様相談室 TEL:0120・5884・01)綾木雅彦さん日本眼科学会専門医。おおたけ眼科院長。今年3月まで慶應義塾大学医学部眼科学教室の特任准教授を務めた。ブルーライト研究の第一人者としても知られ、目を守る啓蒙活動に力を入れる。著書に『視力防衛生活』(サンマーク出版)など。※『anan』2023年11月8日号より。イラスト・KOUME取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2023年11月04日50歳になったばかりの2020年2月ごろから、文字が見えづらいと思うことが増えてきました。しかし元々視力が悪く、老眼とドライアイと診断され遠近両用眼鏡を使用していたので、疲れ目か眼鏡が合わなくなったから見えづらいのだと思っていました。とりあえず眼鏡のレンズを交換したら、いくらか見えやすくなったのでホッとした私。しかし、のちに「このとき眼科へ行っていれば」と後悔することになりました。どうなっているの? 右目の視界が真っ白に眼鏡のレンズを変えてひと安心したものの、6月くらいになると再び見えづらさが気になるようになりました。それでも病院へ行くのは面倒だからと、原因はスマホやタブレットの見過ぎからくるドライアイや疲れ目だと思うようにしていました。しかし10月になり、新しいパート先で事務職として働くことになったのですが、書類の細かい文字を見る機会が増えたことで異変に気付きました。それまでは文字がかすむことや二重に見えるだけだったのに、そのころになると視界の一部に白いモヤがかかっているような違和感があり、全体的に文字が見えづらくなったのです。決定的だったのは、スマホを見ていたとき黒などの濃い色で書かれている文字は読めるのに、オレンジなど明るい色の文字がまったく見えず画面が真っ白に見えたことです。なぜ?と思いながら片目ずつスマホの画面を見てみると、左目は問題なしでしたが右目で見ると全体が真っ白に見えました。さすがに「これは病院へ行かなくては!」と、重い腰を上げ近所の眼科へ行き、これまでの経緯を医師に説明すると「年齢的なことを考えると網膜の異常などの可能性も考えられるのでひと通りの検査をおこないます」とのこと。視力や眼圧の検査の他に、それまで受けたことのないいくつかの検査を受けることになりました。結果は60歳以上の方がなることの多いあの病気「白内障ですね。右目はかなり進んでいて左目もすでに始まっています」。検査結果を見ながら説明してくださる医師に、「自分でも受診前にいろいろ調べてもしかしてとは思っていましたが、私まだ50歳になったばかりですよ。白内障って60代以降の方がなる病気じゃないんですか!」と興奮気味に言葉を発する私。そんな私を見ながら医師は苦笑し、「いやいや、50代でもなる方はいらっしゃいますよ。右目はもう手術しなくてはならない状態で、左目は点眼薬で進行を遅らせることは可能ですが、1年後には現在の右目と同じような状態になると思われますので、この機会に両目とも手術されるのが良いと思います」と伝えられました。「手術か、そんなにひどいのか……」と内心動揺していると、家から近くの手術可能な病院を紹介され、両目の手術をすることが決定しました。この病院では、手術後の感染症リスクを最小限にするため片目ずつ手術をおこなうとのことで、最初に症状が進行している右目を、その2週間後に左目を手術することになりました。ちなみに手術費用は保険適用で1回約6万円、その他に術前、術後の診察費用、薬代もかかりました。病院が「高額療養費の申請を前提として同じ月に手術を2回おこなうようにしましょう」と日程を組んでくれたのは、費用面で大変ありがたかったです。手術当日は、中待合室に入り、手術着に着替え点眼した後、手術室へ。左腕に点滴と血圧計を装着して点眼薬で麻酔をし、手術が始まりました。手術自体は15分程度だったと思います。会計時に鎮痛剤と目薬の処方箋を受け取り病院近くの調剤薬局へ行ったのですが、顔半分が眼帯とガーゼで覆われているため視界が悪く、階段は付き添いで来てくれた夫に支えられながら下りました。帰宅途中で麻酔が切れて目の痛みが出てきて、眼帯で目の周りと頬が固定され息苦しさを感じ、「早く翌朝になってこれを外してほしい!」とそればかり考えていました。翌朝、8時過ぎに消毒と視力検査のために病院に行って眼帯とガーゼを外してもらったときの解放感はこの上ないものでした。手術後の生活と視力の変化手術後は生活上の制約がいくつかあり、私の場合一番つらかったのは洗髪と洗顔が術後1週間できなかったことでした。仕事は手術の4日後から通常通り出勤できました。数種類の目薬を1日数回ずつ3カ月間点眼し、定期的に通院します。最初のうちは手術を受けた病院に、その後は自宅近くの眼科で診察を受けました。幸いなことに経過は順調でした。術後しばらくは目の痛みと充血、引きつれる感じやまぶしさを強く感じたり、視界に小さな虫が飛んでいるような影が見える飛蚊症(ひぶんしょう)などの症状があったりしましたが、約3年たった今は特に問題はありません。また手術後、医師のすすめで保険適用となる眼内レンズ(単焦点レンズ)を入れ、左右の視力差ができる限り小さくなるよう調節してもらったところ、近くも遠くも以前よりだいぶ見やすくなりました。それに伴い左目の視力が0.01から0.1、右目は0.04から0.5に改善したことは何よりありがたかったです。それまで温泉へ行っても足元が見えず恐々と歩かなければならなかったのですがそれが解消され、眼鏡なしで本を読むこともできるようになり、家の中では裸眼で過ごせるようになりました。まとめ最初に近所の眼科へ行ったとき、医師から言われた「失明の可能性のある病気が潜んでいることもありますからね。おかしいと思ったら早めに受診をしましょう」という言葉が耳に残っています。多少の体調不良で病院へ行くのはおっくうだ……と、ついつい先延ばしにしてしまいがちでしたが、これから先の人生を元気に過ごしたいと思うならこまめな体のメンテナンスは不可欠なものだと改めて気付かされました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。イラスト/サトウユカ著者/ブルームーン(53歳)30代でシングルマザーになり、50代で再婚。
2023年10月04日最近、目が疲れやすく、物がかすんで見えるなど目に違和感を覚えるようになりました。若いときには紫外線は浴び放題、疲れとは無縁のスポーツ三昧の生活をしていたのに……。年々体力が落ち、皮膚や髪、目にも衰えを感じるようになったアラフィフの私。眼科に行くと「白内障の初期かもしれない」と追加検査を受けることとなり、目の前が真っ暗になりました。このまま慢性的に紫外線を浴びていると、加齢とともに白内障へと加速するそうです。これから目の紫外線ケアにどう立ち向かうべきなのか、私の体験をお話しします。★関連記事:健診で「緑内障の疑い」に。再検査を受けたら思いも寄らない結果が!【体験談】ショック! 紫外線が原因で「慢性紫外線角膜炎」?若いころの疲れは少し休養していれば元に戻りました。寝不足やパソコンの見すぎが原因の眼精疲労もしかり。しかし、50歳を境に視力が低下し、最近はしっかり睡眠を取ったあとでもぼんやり物がかすんで見え、スッキリしません。さすがに目の違和感を覚えながらの運転に不安を感じた私は、眼科で診てもらうことにしました。まずは、赤と緑の電光パネルを使った簡単な視力チェックから始まり、目に風を当てるチェックなど複数の検査を受けました。私の場合は、左目が極度の近視+乱視なので左右の度差が大きく、以前から疲れやすい傾向がありましたが、今回の検査では、いわゆる老眼が進んでいました。それだけでもショックなのに、「角膜に炎症が見られるので、もしこの後にお時間があれば、白内障の検査も受けてください」とのこと。平静を装いつつも、父親が70代に白内障の手術を受けたと聞かされていたので、「白内障? こんなに早く?」と頭の中は真っ白に……。ドキドキしながらも瞳孔を広げる目薬を点滴されたあと、検査を受けることにしました。結果からいうと、「慢性紫外線角膜炎」の兆候があり、軽い炎症を起こしていました。医師からは日常的に紫外線から目を守りつつ、目をよく休めるようにと言われました。まだ白内障ではないようですが、このまま紫外線を浴び続けると白内障に近付くそうです。少しでも進行を遅らせる努力をしたいと、強く思いました。白内障の原因の一つは紫外線?白内障は、加齢が大きな要因ですが、紫外線も危険因子の一つなのだとか。紫外線の蓄積でレンズの役割をする水晶体が濁って視力が低下し、視界が見えにくくなるのだそうです。紫外線によるシミやそばかすは目に見えますが、慢性紫外線角膜炎の怖いところは、「あれ? なんだか最近、視力が落ちたかな?」くらいにしか感じないところです。紫外線は長い時間をかけて瞳の水晶体に蓄積されるらしいのですが、痛みを感じないので、私も検査を受けるまで気付きませんでした。先生によると、目の異常は40代から始まる場合が多く、60代で40%、70代で80%以上の方が白内障になるとのこと。手術でないと完治しない白内障ですが、最近では技術も向上し、手術自体は15分くらいで完了するため、日帰りで済むのだそうです。でも、やっぱり手術は怖い私は、少しでも進行を遅らせるために対策をおこなうことにしました。目を守るため日ごろからできる3つの対策! 眼科の先生からアドバイスをいただき、私がおこなった対策は次の3つです。①サングラスをかける日ごろできる対策は、まずサングラスで目を紫外線から守ることだそうです。黒などあまり色の濃いレンズだと瞳孔が開くため、目を痛める恐れがあるとのこと。もし白内障の予防としてサングラスを新調するのであれば、紫外線と青色光線のカット率の高いレンズ、例えば暖色系のブラウンやグレーを選ぶと良いそうです。私は、普段使いには淡いブラウンの度付きサングラスを新調し、庭の芝刈りの際には目全体を覆うゴーグルタイプのサングラスをかけて目を守るようにしました。②姿勢を正す仕事などでパソコンを使うときは姿勢を正すよう注意されました。くつろぐときも、寝転がって本を読んだりテレビを見たりするのは、左右の視力に偏りが出るためNGだそうです。疲れたらまばたきをしたり、目を閉じて休養するようにしています。③目の健康維持に良い栄養をとる目の健康維持のためには、ポリフェノールとビタミンC+E、抗酸化作用の高い食品を食べることが大切だそうです。具体的には、ブルーベリー、にんじん、ブロッコリー、トマト、かぼちゃやほうれん草など。また、目のビタミンと言われるルテインやビタミンAは、うなぎや卵、レバーなど、疲れ目に効果があるビタミンB1・B2は豚肉やアーモンドなどに含まれているそうです。私はサプリメントを併用しながら、積極的に食事に取り入れるようにしました。まとめ今回、眼科での検査をきっかけに、今後の30年、40年という年月をクリアな視界でスッキリ過ごしたいと感じるようになりました。サングラスはこまめにかけられるように、濃すぎないブラウンのものをハンドバックに携帯するなど今でも対策を続けています。50代になりこれまで以上に、目にやさしい思いやりを注がねばと、決意を新たに過ごしていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。著者/マヌカハニー(50歳)海と山が好きな元体育会系母。高齢出産後に視力と体力が落ち、毎日ブラッシングのたびに抜け毛の量に恐怖を感じている。最近、テニスエルボーから五十肩に移行してしまった。中二病の娘と反抗期の猫を抱え、犬の散歩に一縷の明かりを見出している。
2023年07月01日日差しが強くなるこの時期、お肌の日焼け対策だけでなく、眼の日焼け対策も大切。眼に入る紫外線は、白内障などの病気を引き起こす可能性があるのです!「紫外線が強くなる季節を迎えています。日焼け止めを塗るなど、肌への対策を万全にしている人は多いでしょう。しかし、忘れてはいけないのが眼の日焼け対策です」このように警鐘を鳴らすのは、戸塚駅前鈴木眼科(神奈川県)の鈴木高佳院長だ。シミ、皮膚がんなどの原因となる紫外線。気象庁が発表する紫外線量の定点観測データ(つくば市)では、紫外線量は5月から飛躍的に増加し、7〜8月にピークを迎える。すでに注意が必要な時期に入っているのだ。鈴木先生によると、眼の日焼けはさまざまな眼病を引き起こすという。「紫外線が角膜に直接当たることで、眼が充血したり、異物感や痛み、まぶしさを感じる“雪眼”といわれる紫外線角膜炎が起こります。さらに、長期間、角膜に紫外線を浴び続けることで、白眼が黒眼を侵食し、視力の低下とともに視界が見えにくくなる翼状片という疾患にもなりやすくなるのです。また、眼の奥にある黄斑部が紫外線によってダメージを受ければ、視界がゆがんだり、視力が下がったりする加齢黄斑変性の危険もあります。悪化すると失明の危険もあるのです」眼の日焼けによる病気で特に身近なのが“白内障”だ。日焼けが発症の原因となったり、進行に拍車をかけたりするという。「白内障は、本来は透明であった眼の水晶体が白く濁ることにより、ものが二重に見えたり、視力が低下する眼の疾患。原因は加齢によるものが多いですが、紫外線に当たることにより白内障の進行を加速させてしまうのです。また、白内障の20%は紫外線の影響によるものというWHO(世界保健機関)によるデータも。地表に到達する紫外線量が増えている影響もあるのか、高齢者だけでなく、中年層にも患者が多く、40代後半から増えてくる傾向があります」西洋人に比べ日本人は顔の骨格に凹凸が少ない人が多く、眼に紫外線が入り込みやすいとされる。さらに、眼の色の薄い人は、紫外線によるダメージを受けやすい傾向があるという。眼にさまざまな害を与える紫外線。眼の日焼けによる病気を予防するためには、どんな対策をすればよいのだろうか。レジャーや屋外での作業はもちろん、ふだんの生活においても気をつけるべきポイントを鈴木先生が解説する。【1】まばたきを多めにする「まばたきの回数が少ないと眼が乾燥し、紫外線を通しやすくなります。一方、まばたきを多めにすると角膜がうるおい、紫外線をカットしてくれるのです」【2】コンタクトレンズはUVカット成分配合のものを「近年は多くのコンタクトレンズにUVカット成分が配合されており、眼に紫外線が直接入ることを防げます。コンタクトレンズを装着している人は、現在使用しているものに成分が含まれているかあらためて確認してみましょう」【3】サングラスは色よりも紫外線透過率が重要「サングラスはレンズの色が濃いものを選べば紫外線カット効果が高いと誤解しがちですが、レンズの色と紫外線カット率は関係ないので“紫外線透過率”の表示を確認して選びましょう。愛用のモノをやみくもにかけるのは危険。人の眼は暗くなると瞳孔が開いてしまうため、紫外線カット効果のない濃い色のサングラスをかけると、紫外線をより多く取り入れてしまうことになります」ファッション性で選んだ愛用のサングラスは、いまいちど機能を確認してみよう。【4】10時から14時の外出には要注意!「1日のなかでもっとも紫外線量が多い時間帯である10時から14時の外出は特に注意が必要です」サングラスだけでは紫外線が入り込む隙があるので、つばの広い帽子や日傘など、前後からもしっかりガードしよう。また、曇りの日でも、紫外線は地上に届いているので油断は禁物だ。【5】太陽を浴びた!と思ったら目薬をさす「肌同様、うるおいを補給することでダメージをある程度軽減できます。涙液などの成分の目薬を携帯して、こまめにさすのがよいでしょう」最近はUVケアをうたった眼薬も多種出ているのでチェックしてみよう。最後に、鈴木先生からこんなアドバイスも。「眼から入る紫外線が脳に伝達されるとメラノサイト刺激ホルモンが分泌され、メラニン色素を増やす作用が働き、肌のシミやシワなどのダメージにもつながります。美容のためにも眼の紫外線対策は怠ってはいけません」眼の日焼け対策で、眼も肌も若々しさをキープしよう!
2023年05月15日医療法人アメミヲヤ 江坂まつおか眼科(院長:松岡 俊行、所在地:大阪府吹田市)は、緑内障手術と白内障手術の併用手術であるiStent(アイステント)手術を行う患者様が前年比2倍に増えていることをお知らせします。40歳以上の日本人のうち20人に1人が緑内障になると言われています。緑内障は中途失明原因1位の進行性の眼疾患であり、現在の医療では完治する治療法がありません。しかし、早期に発見し適切な治療を続ければ失明を回避できる可能性が高いため、当院では早期発見・早期治療に力を入れています。【日本人の中途失明原因第1位の緑内障 年齢とともに有病率が増加傾向】日本人の中途失明原因第1位の緑内障※「日本緑内障学会多治見緑内障疫学調査」報告から引用平成12~13年実施の「日本緑内障学会多治見緑内障疫学調査」によると、緑内障患者が40歳台では約2%、70歳台になると10.5%になるという報告がなされています。緑内障の症状は主に見える範囲が狭くなる視野障害です。個人差はありますが、症状は10~15年という長い年月で少しずつ進行していきます。中心の見える範囲は最後まで残存する為、自覚症状が無いまま症状が進行していくケースが多くございます。【自覚症状の乏しい緑内障 白内障と同時に見つかるケースも】緑内障は自覚症状が乏しい為、定期的な検査を受けることが大切です。当院では眼底検査の検診で緑内障疑いの為来院し、精密検査をした結果早くから治療を始められた患者様が多くいらっしゃいます。また、白内障が気になると来院した結果、白内障と緑内障の2つの疾患が見つかるケースも多々見られます。白内障は症状が霧視や見えにくさ等自覚症状に出やすく、周りで白内障手術を受けたと耳にすることも多い為だと思われます。白内障の一番の原因は加齢の為、白内障と緑内障を併発している方は多くいらっしゃいます。当院でもiStent手術を受ける患者様の年代は60~70代が多いです。【初期緑内障患者に適用されるiStent手術治療の詳細】数ある治療法の中で、iStent手術は初期から中期の緑内障に有用です。iStent手術は、iStentという器具を用いて白内障手術(水晶体再建術)と同時に行う、眼圧を下げる緑内障の手術です。iStentは医療用チタンでできた、長さ360μmの非常に小さなインプラントです。これを眼の中の線維柱帯に埋め込むことで、眼内の液体の排出を促し、眼圧を下げます。手術時間が10~15分と短く、手術の傷口が小さく回復も早い為、患者様の負担が少ない手術です。緑内障治療用の点眼薬の種類を減らせることが期待できます。白内障手術(水晶体再建術)と同時に行うことで、健康保険が適用されます。【今後の展開】超高齢社会の日本ではこれからも緑内障患者は増え続ける事が予想されます。白内障手術を早期にされる患者様も増えている為、今後も白内障手術と同時に行えるiStent手術の需要は高まると予想されます。QOV(視覚の質)の向上の為には、緑内障と白内障を早期に発見し、適切な治療を行うことが必要不可欠です。iStent手術件数は増加傾向ですが、まだまだ認知度が低い為、今後も力を入れていく所存です。【会社概要】名称 : 医療法人アメミヲヤ 江坂まつおか眼科所在地: 〒564-0051 吹田市豊津町9-44 ハートランド江坂3FURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月17日【著者インタビュー】白内障手術の不安や術後のトラブルに悩む人を減らし、医療機関側と患者の間のギャップをなくすために株式会社幻冬舎ゴールドオンライン(本社:東京都渋谷区千駄ケ谷4丁目9番7号、代表取締役:山下征孝)は、同社が運営する「話題の本.com」( にて2023年2月16日(木)、著書『嘆く白内障患者たち』を刊行した、たまプラーザやまぐち眼科院長・山口 大輔氏のインタビュー記事を公開しました。著者インタビュー【著者インタビュー】白内障手術の不安や術後のトラブルに悩む人を減らし、医療機関側と患者の間のギャップをなくすために白内障の手術は、加齢などによって濁ってしまった水晶体を除去し、代わりに人工の水晶体=眼内レンズを挿入する手術です。ところが、せっかく手術をしたにもかかわらず、「思っていた見え方と違う」という事態に陥り、不安を抱えてしまう場合が少なからずあるようです。なぜそうしたトラブルが起こっているのか、また、そうならないためには何に注意をすべきなのでしょうか。『嘆く白内障患者たち』の著者であり年間約1,000件以上、累計1万件以上の白内障手術実績を持つ眼科医の山口大輔医師にポイントをお聞きしました。インタビュー記事はこちらから : インタビュー記事一部をご紹介――著書『嘆く白内障患者たち』刊行のきっかけをお聞かせいただけますか?白内障手術について触れた本はいろいろありますが、その多くはあまりにメリットばかりが強調され、手術前に知るべき情報がきちんと語られていないこともあるのではないかと思ったのです。実際に外来で相談をお聞きしていると、白内障の手術を受けたにもかかわらず、術後に不具合を感じるという人が年々増えているように感じます。もちろん「よく見えるようになった」と喜ぶ人のほうが多いですが、せっかく手術の決断をしたのに「こんなはずじゃなかったのに」と不安や戸惑いを感じる人がいなくなってほしいと思ったのが本を書いたきっかけです。手術の後に辛い思いをされた患者さんの声を反映させた本ですので、『嘆く白内障患者たち』というタイトルにしました。ネガティブな印象を感じるかもしれませんが、内容はこれから白内障手術を考えている人には後悔のない白内障手術が受けられるように、また、すでに白内障手術を受け終え見え方がよくない人には諦めないで済むようなポジティブなものにしたつもりです。ーーーーーー以上記事一部抜粋ーーーーーーインタビュー記事全文はこちらから : 『嘆く白内障患者たち』(山口 大輔[著]/幻冬舎)白内障手術を受ける前に知っておくべき正しい知識年間約1000件、累計1万件の白内障手術実績の医師が解説する、白内障手術の実態と正しい眼内レンズの選び方白内障手術とは、老化によって濁ってしまった水晶体を除去して眼内レンズを挿入する治療です。本来であれば、白内障患者の「日常的に車を運転する」「読書を楽しみたい」などの生活スタイルに合わせて、どんな距離をよく見えるようにしたいかを明確にしたうえでその見え方に最適な眼内レンズを医師に選んでもらいます。しかし、多くの眼科医院では、患者の生活スタイルに望ましい種類のレンズがあっても、医院で取り扱いがないためそれが使われないケースや高額な多焦点レンズが勧められることもあり、医院都合で患者にとって最適とはいえない白内障手術が行われている現実があります。本書では、通常の白内障手術だけでなく他院での術後の目のトラブルを抱えた患者のリカバリー手術も多数手掛ける医師が、白内障手術の現状と正しい眼内レンズの選び方、医師の見極め方を解説します。白内障手術を考える人必読の一冊です。書籍情報はこちら : 著者山口 大輔1978年栃木県出身。2003年山形大学医学部を卒業、2003年から東京女子医大病院消化器外科、2008年に昭和大学東病院眼科、2009年から昭和大学藤が丘病院(昭和大学藤が丘リハビリテーション病院)眼科、2015年からは上白根病院眼科に勤務。2019年にたまプラーザやまぐち眼科を開業。白内障手術の累計実績は約1万件(2022年は約1000件)。【著者インタビュー】白内障手術の不安や術後のトラブルに悩む人を減らし、医療機関側と患者の間のギャップをなくすために | 話題の本ドットコム : Twitter投稿 : お問い合わせ本記事に関する問い合わせはこちら株式会社幻冬舎ゴールドオンライン〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4丁目9番7号TEL:03-5411-6270URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年02月17日最近、目が疲れやすく、物がかすんで見えるなど目に違和感を覚えるようになりました。若いときには紫外線は浴び放題、疲れとは無縁のスポーツ三昧の生活をしていたのに……。年々体力が落ち、皮膚や髪、目にも衰えを感じるようになったアラフィフの私。眼科に行くと「白内障の初期かもしれない」と追加検査を受けることとなり、目の前が真っ暗になりました。このまま慢性的に紫外線を浴びていると、加齢とともに白内障へと加速するそうです。これから目の紫外線ケアにどう立ち向かうべきなのか、私の体験をお話しします。★ウーマンカレンダー目のお悩み記事をもっと読むショック! 紫外線が原因で「慢性紫外線角膜炎」?若いころの疲れは少し休養していれば元に戻りました。寝不足やパソコンの見すぎが原因の眼精疲労もしかり。しかし、50歳を境に視力が低下し、最近はしっかり睡眠を取ったあとでもぼんやり物がかすんで見え、スッキリしません。さすがに目の違和感を覚えながらの運転に不安を感じた私は、眼科で診てもらうことにしました。まずは、赤と緑の電光パネルを使った簡単な視力チェックから始まり、目に風を当てるチェックなど複数の検査を受けました。私の場合は、左目が極度の近視+乱視なので左右の度差が大きく、以前から疲れやすい傾向がありましたが、今回の検査では、いわゆる老眼が進んでいました。それだけでもショックなのに、「角膜に炎症が見られるので、もしこのあとお時間があれば、白内障の検査も受けてください」とのこと。平静を装いつつも、父親が70代に白内障の手術を受けたと聞かされていたので、「白内障?こんなに早く?」と頭の中は真っ白に……。ドキドキしながらも瞳孔を広げる目薬を点滴されたあと、検査を受けることにしました。結果からいうと、「慢性紫外線角膜炎」の兆候があり、軽い炎症を起こしていました。日常的に紫外線から目を守りつつ、目をよく休めるようにと言われました。まだ白内障ではないようですが、このまま紫外線を浴び続けると白内障に近付くそうです。少しでも進行を遅らせる努力をしたいと、強く思いました。白内障の原因の一つは紫外線?白内障は、加齢が大きな要因ですが、紫外線も危険因子の一つなのだとか。紫外線の蓄積でレンズの役割をする水晶体が濁って視力が低下し、視界が見えにくくなるのだそうです。紫外線によるシミやそばかすは目に見えますが、慢性紫外線角膜炎の怖いところは、「あれ?なんだか最近、視力が落ちたかな?」くらいにしか感じないところです。紫外線は長い時間をかけて瞳の水晶体に蓄積されるらしいのですが、痛みを感じないので、私も検査を受けるまで気付きませんでした。先生によると、目の異常は40代から始まる場合が多く、60代で40%、70代で80%以上の方が白内障になるとのこと。手術でないと完治しない白内障ですが、最近では技術も向上し、手術自体は15分くらいで完了するため、日帰りで済むのだそうです。でも、やっぱり手術は怖い私は、少しでも進行を遅らせるために対策をおこなうことにしました。次の章では、私がおこなった対策についてお伝えします。目を守るため日ごろからできる3つの対策! 眼科の先生からアドバイスをいただき、私がおこなった対策は次の3つです。①サングラスをかける日ごろできる対策は、まずサングラスで目を紫外線から守ることだそうです。黒などあまり色の濃いレンズだと瞳孔が開くため、目を痛める恐れがあるとのこと。もし白内障の予防としてサングラスを新調するのであれば、紫外線と青色光線のカット率の高いレンズ、例えば暖色系のブラウンやグレーを選ぶと良いそうです。私は、普段使いには淡いブラウンの度付きサングラスを新調し、庭の芝刈りの際には目全体を覆うゴーグルタイプのサングラスをかけて目を守るようにしました。②姿勢を正す仕事などでパソコンを使うときは姿勢を正すよう注意されました。くつろぐときも、寝転がって本を読んだりテレビを見たりするのは、左右の視力に偏りが出るためNGだそうです。疲れたらまばたきをしたり、目を閉じて休養するようにしています。③目の健康維持に良い栄養をとる目の健康維持のためには、ポリフェノールとビタミンC+E、抗酸化作用の高い食品を食べることが大切だそうです。具体的には、ブルーベリー、にんじん、ブロッコリー、トマト、かぼちゃやほうれん草など。また、目のビタミンと言われるルテインやビタミンAは、うなぎや卵、レバーなど、疲れ目に効果があるビタミンB1・B2は豚肉やアーモンドなどに含まれているそうです。私はサプリメントを併用しながら、積極的に食事に取り入れるようにしました。まとめ今回、眼科での検査をきっかけに、今後の30年、40年という年月をクリアな視界でスッキリ過ごしたいと感じるようになりました。サングラスはこまめにかけられるように、濃すぎないブラウンのものをハンドバックに携帯するなど今でも対策を続けています。50代になりこれまで以上に、目にやさしい思いやりを注がねばと、決意を新たに過ごしていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)著者/マヌカハニー(50歳)海と山が好きな元体育会系母。高齢出産後に視力と体力が落ち、毎日ブラッシングのたびに抜け毛の量に恐怖を感じている。最近、テニスエルボーから五十肩に移行してしまった。中二病の娘と反抗期の猫を抱え、犬の散歩に一縷の明かりを見出している。
2022年02月03日さいたま市の大宮七里眼科はレーザー白内障手術機器「LenSx(レンズエックス)」を導入し、2012年6月に日本国内初となるレーザー白内障手術に成功した。白内障は眼球内の水晶体の硬化・白濁化などにより、視力の低下やかすみが現れる病気。80歳以上の人ではほとんどの人がかかっていると言われており、従来の根治的治療方法(完治を目指す治療)は水晶体乳化吸引術などの手術だった。同医院ではその治療法にかわり、レーザー白内障手術機器「LenSx(レンズエックス)」によるレーザー白内障手術を実施。7月8日までに10例以上のレーザー白内障手術を手がけたという。レーザー白内障手術機器は、OCTという前眼部解析装置で目の中を正確に解析し、それをもとにレーザーで目の表面や内部を切開するといもの。レーザー機器で水晶体前嚢(ぜんのう)切開、水晶体核破砕(かくはさい)、角膜切開の3つの課程を行い、その後に従来通りの手法で水晶体を超音波乳化吸引し、眼内レンズを挿入するという。レーザー白内障手術は眼内レンズを挿入する前の課程をレーザーが正確に行うので、レンズをより正確に挿入することが可能。結果として従来の手法よりも正確に手術を行うことができる。また、乱視を治す切開も行えるので、術後の乱視を軽くできるというメリットもある。大宮七里眼科の院長である山崎健一朗医師はレーザー白内障手術について、「的確な位置に眼内レンズを挿入することができ、従来のマニュアルによる手法に比べて良好な成績が得られる。メスを使わずに傷口を作成することができるので、術後の傷口の閉鎖も安定している」とコメントしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月10日歳を重ねると目にも症状が…ペット保険のアニコムが、10月10日の「目の愛護デー」に合わせて白内障に関する調査を行いました。その結果を見ますと、ペットの犬も年齢を重ねるごとに白内障にかかりやすくなるという結果がはっきりと現れてきます。特にある一定の年齢を境にその割合が急上昇するようです。※画像はイメージ統計でも明確に例えば0歳~5歳までの間では、白内障の発症率は0.4%ほどで推移しますが、6歳になると突然2倍の0.8%ほどにまで上昇。7歳では0.9%ほどとあまり変わりませんが、8歳になるとさらに倍近い1.6%に。そして翌9歳で2.5%にまで発症率があがります。今回の統計で1番高確率となったのは、11歳でおよそ3.7%となりました。この年齢になると、25頭~30頭に1頭の割合で発症ということになります。気になる手術費用は調査では、白内障の手術として「眼内レンズ挿入」を行うこともあるとしますが、この手術を行う場合その設備や技術の高い専門性のゆえに、平均で34万円の手術費用がかかるとします。年代別の手術率を見てみると、1歳で若年性白内障を発症した場合、3頭に1頭が手術を受けているものの、年齢を重ねるほどその割合が減っていくという実情も浮かび上がりました。アニコムによれば、白内障は初期に発見できれば点眼薬などによって進行を遅らせられる場合があるので、以下のような場合には早めの注意を呼びかけています。定期的な健康診断の受診はもちろん、日頃から、愛犬の目の状態や行動(物にぶつかりやすくなる、階段の昇り降りや暗いところで動くことを嫌がるなど)の変化に注意し、早期発見を心がけましょう。
2010年10月14日