販売店がCD-Rを紛失
アフラック(アメリカンファミリー生命保険会社)は22日、顧客の情報が入っているCD-R1枚が所在不明となっていることを公表した。同社が保険販売を委託している「いずみライフデザイナーズ株式会社」(以下いずみ社)がCD-Rを紛失したという。
CD-Rに記録されていた顧客の情報は、契約者30,555名、証券単位では38,980件にのぼる。詳細項目には氏名・年齢などのほかに、保険の種類や保険料も含まれていた。
どのような経緯を辿ったか
アフラックはいずみ社に、毎月明細として契約一覧を記録したCD-Rを渡しており、いずみ社は受け取った記録を同社の大阪市内の事務所に保管していた。
けれど、今回いずみ社の本社業務一部移転に伴う作業中に、2004年11月分のCD-R1枚が所在不明となっていることが発覚。
いずみ社は10月12日に紛失をアフラックへ報告し、その後も捜索を行っているが発表の時点で発見されていない。ただしCD-Rにはパスワードが設定されており、アフラックによればこれまでに顧客情報の不正利用などの事実は確認されてないという。
今回の事態をうけてアフラックは、社員教育の再徹底などと共に、委託販売先への情報提供のweb化を一層推進し、信頼回復に努めることを言明した。
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