中間純利益で250億円の上方修正
東京海上ホールディングス株式会社は5日、本年5月20日に公表していた平成23年3月期第2四半期累計期間の業績予想を、修正することを発表した。
修正の対象となる期間は4月1日~9月30日までで、今回発表の数値では経常収益が1兆7,200億円、経常利益が1,480億円、中間純利益が950億円などとなった。
5月予想時点では、それぞれ1兆7,100億円、1,050億円、700億円であったため、経常利益で430億円、中間純利益で250億円の上方修正となった。
前年同期と比べると
同社の前年同期の経常収益は約1兆8,700億円で、本年は約1,500億円の減少となる。けれど前年同期の経常利益は約1,050億円、中間純利益は約710億円であったので、本年の数値はいずれもこれを上回る予想だ。
東京海上ホールディングスは、予想の上方修正の理由として、主に東京海上日動火災保険の運用が好調であったと、下記のようにコメントを発表した。
これは、円高の進行により、支払備金の積み増し負担が減少し、金融派生商品損益が増加する見込みとなったことによるものです。
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