保険証書にある利率は運用成果を約束するものです。したがって、終身保険は貯蓄性のある保険に分類されます。毎月支払う保険料は、同じ保障の場合、定期保険と比べると高くなります。
図2 終身保険の仕組み
養老保険…一定期間のみ保障・貯蓄性のある保険
養老保険は、死亡保障と貯蓄を組み合わせた保険です。
例えば、死亡保険金を500万円に設定した場合、10年間など一定期間(保障期間)中に保険の対象となる方(被保険者)が亡くなった場合、遺族は500万円の死亡保険金を受け取ることができます。
そして、10年間など一定期間(保障期間)中に、保険の対象となる方(被保険者)が亡くならずに保障期間が終了した場合、満期保険金として死亡保険金と同額の500万円を受け取ることができます。
このように、保障期間中に亡くなられた場合でも、亡くならずに保障期間が終了した場合でも、同額のお金を受け取ることができる保険なので、「生死混合保険」とも呼ばれています。
図3 養老保険の仕組み
以上が死亡保険の3つの種類になりますが、死亡保険を選択する場合には、それぞれの特徴を理解した上で、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
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