くらし情報『ふるさと納税で食費を節約する「3つのポイント」』

2014年11月11日 00:00

ふるさと納税で食費を節約する「3つのポイント」

そして、その特産品は自治体が地元の農家や事業所から買い取る量が決まっています。そのため、人気の高いお米や肉、旬の特産品は受付終了が早く、出荷時期が決まっているからとゆっくり選んでいると、受け付けが終了となってしまうこともあるので気を付けましょう。

特産品のオススメはお米です。主食のお米を中心に、肉、魚介類、野菜、酒、スイーツ、果物、嗜好品の順番で選んでいくと、家計の節約効果は高まります。

1万円の寄附でもらえる特産品(例)
’1万円の寄附でもらえる特産品(例)の表’

※平成26年度分の受け付けは終了している特産品もあります
資料:自治体ホームページをもとに執著者作成


また、複数の自治体に分けて寄附することもできます。例えば、年収500万円の夫婦の場合(妻は専業主婦、子どもはすべて中学生以下)、全額控除される寄附金額は3万円となります。これを埼玉県幸手市、宮崎県綾町、神奈川県三浦市の3つの自治体に各1万円ずつ分けて寄附しても、実質負担は2,000円です。この場合、もらえる特産品(例)は次の通りになります。


  • 埼玉県幸手市…コシヒカリ13.5kg
  • 宮崎県綾町…綾ぶどう豚食べ尽くしセット2,550g
  • 神奈川県三浦市…農家直送!三浦の冬野菜セット
特産品のプレゼントに関しては、その年度で1人1回だけの自治体もあれば、何口でも申し込める自治体もあります。お米に関しては、「10kg 1万円を3口、2カ月おき」のように時期をずらして発送してくれるところもあります。寄附する前に、その特産品の受け付けは今もやっているのか、お米などは時期をずらして発送することは可能なのかなど、自治体に電話またはメールして確認しておきましょう。

【ポイント3】受領証明書は大切に保管しておこう

ふるさと納税は申込書を取り寄せて、必要事項を記入し、寄附をすることから始まります。寄附は銀行振り込みが大半ですが、クレジットカード払いができる自治体もあります。その後、特産品と寄附金受領証明書が送られてきます。受領証明書は確定申告で使うので、大切に保管しておきましょう。

なお、自治体からの受領証明書の送付は特産品と別に封書等で送付される場合もあれば、特産品と一緒に入っている「自治体パンフレット」の中に挟まっている場合もあります。
特産品が届いたら、受領証明書が入っていないか確認するようにしてくださいね。

以上3点に注意して活用すれば、実質負担2,000円で特産品を効果的に得ることができます。

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