土佐が生んだ幕末の鬼才絵師「絵金」の作品24点を発見 高知県香南市の創造広場「アクトランド」にて初公開
<今回の企画展の要点>
・この度、絵馬提灯24枚が発見され、鑑定の結果、絵金の真作と確認されました。この新しく発見された絵馬提灯全24枚を初公開いたします。
・その24枚は、石川五右衛門が主人公の浄瑠璃で、のちに歌舞伎化もされた「釜淵双級巴」の連作です。
・芝居の台本にない絵金の創作による場面もあり、絵金独特の視点がうかがえる貴重な作品といえ、最後の24枚目は、石川五右衛門が釜煎りの刑になったその後を描いています。
・お手持ちのスマートフォンで音声解説やARでの解説も体験できます。・展示室の照明が10分ごとに暗くなったり、明るくなったり、当時の宵祭りの雰囲気を再現します。
10分毎に照明が切り替わります
<様々な試み>
今回の企画展をより楽しんでいただけるよう、ARアート体験やフォトスポットを用意しました。絵金の世界をより深く楽しめるARアート体験では、スマホをかざすと画面の中にAR学芸員が登場し解説します。
フォトスポットとして用意した皆様ご存じの「五右衛門風呂」は、石川五右衛門の釜煎りが由来です。展示館前にフォトスポットとして釜を用意しましたので、こちらで記念撮影ができます。