に参戦しています。2019年に開催されたレースでは、強風による2度のコースアウトトラブルで機体が大きく損傷し、リタイア寸前まで追い込まれたソーラーチーム。しかし、ドライバーの口からでたのは「怖かったけど、ここでリタイアするのはもっと怖い」という言葉でした。過酷な環境でも決してあきらめない学生たちの原動力に迫ります。
オーストラリア大陸を縦断するソーラーカー
2. 思いのほかシビアなミツバチ飼育「みつばちプロジェクト」
「みつばちプロジェクト」は新宿と八王子にあるキャンパスでミツバチの飼育を行い、採れたハチミツを販売したり、ハンドクリームなどの商品開発に活用したりしています。先輩から受け継いだ知識や経験、専門家からのアドバイスをもとにミツバチを飼育していますが、巣が全滅してしまった経験もあり、養蜂は想像以上にシビアな世界です。スズメバチなどの天敵からミツバチを守り、冬の寒さに耐えられる環境を用意してあげなくてはいけません。命を世話する責任は重いですが、その結果が目に見え、卵がうまれたり、ハチミツが採取できたときの喜びは大きいと学生たちは語ります。
理工系大学ならではのハチミツを使った商品開発も、このプロジェクトの醍醐味です。