京都の若手トップシェフと漁師がコラボ 1月31日に京都の海の魅力を伝える料理を発信
その結果、宮津産ナマコのサイズや価値が上がり、キロ単価は約1,200円と乱獲期に比べ2倍以上に。漁獲高も規制前の1.4倍に回復しました。資源管理の成功事例として全国から注目を集める宮津産ナマコを調理します。
<コノシロ/阿蘇海>
河口や内湾を好む魚で、天橋立の内海である「阿蘇海」に多く生息しています。10cm未満の未成魚はコハダやシンコと呼ばれ、寿司ネタとして人気ですが、成長すると市場では値段が付きにくい魚です。本来、資源管理のためには産卵を経た成魚を漁獲する方が環境負荷が低いこと、また丁寧に下処理を行えば美味しくいただける魚であることから、阿蘇海の若手漁師村上 純也さん(宮津市/25歳)は徹底した品質管理の下、地元の宿や都内の飲食店に直接販売しています。まだ京都市内には流通していない食材です。
<オオトリガイ/宮津湾>
まだ一般的には知られておらず、漁師の本藤 靖さん(宮津市)も、どこで生まれてどこに生息しているのか、まだ分かっていないと話します。
京都府のブランドに指定されている「丹後トリガイ」の養殖コンテナを整理している際に稚貝を見つけ、養殖を始めたという「オオトリガイ(鳳貝)」