eスポーツ専用インテリア「GT EXPERIENCE CONCEPT」を発表 心の高ぶりと緊張感を独創的なアイデアで具現化した「新没入空間」
北畠さんが望んでいるのは、彼の持つ世界観を僕のアイデアで解決して欲しいということだ。」と考え悩みました。
美しさだけを追求しても、作れないアイデアでは期待に応えたことにならないからです。プロダクトデザインとは作ることまでを完成としてアイデアを練ることにあるのです。「やるからには、誰もが驚くオモシロイものを生み出したい!」と頭を巡らせていた水野は、ある記事と出会いました。純国産の大型3Dプリンタの記事でした。「これだ!」と閃いた水野は、早々にアポイントを取り付け、2021年10月に北畠と共に3Dプリンタ開発元の株式会社ExtraBold(所在地:東京都豊島区、代表取締役:原 雄司)を訪ねたのです。
■偶然が引寄せた地元の若きデザイナー達との出会い
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左から原(ExtraBold)・水野(D-WEBER)・須田(ExtraBold・トヨタ自動車)・北畠(写真家)・伊豫田(前田技研)
ExtraBold社は2021年4月に3.6億円の資金調達を達成したことで注目を集めたスタートアップ企業です。ユニークなのは、デザインエンジニアの出向を受け入れ、ExtraBoldのスタッフとして多くの実務を積んでスキルアップを志す教育の場という側面も持っており、水野と北畠が訪れた際に、トヨタ自動車デザイン部(愛知県豊田市)