くらし情報『土偶、埴輪のヘアメイクから縄文、弥生、古墳時代を考察 国際文化学園の美容考古学研究所の「美容再現」』

2022年4月20日 12:00

土偶、埴輪のヘアメイクから縄文、弥生、古墳時代を考察 国際文化学園の美容考古学研究所の「美容再現」

学校法人国際文化学園の美容考古学研究所は、土偶、埴輪のヘアメイクから縄文、弥生、古墳時代の美容を研究しています。

毎日の生活にかかせないヘアメイクや化粧。その起源はとても古く旧石器時代だと言われています。縄文時代のメイクは、目や口、体などに顔料や穀物粉で模様を描くというもので、魔除けとしての化粧であったともいわれています。

学校法人国際文化学園は、理容美容専門学校としての教育のほかに、結髪化粧等の歴史的変遷、特に先史、古代の髪型研究を進めており「美容考古学研究所」を設立しました。同研究所では、土偶、埴輪、石仏などの歴史的遺物から、当時の美容風俗を再現することを目的に活動し、毎月定例サロンを開催しています。縄文時代の土偶には、時代の習俗が反映されているため、出土されている土偶のヘアスタイルから、そのスタイルが実際に人の髪で再現できるのか否かを研究し、技法の再現を試みています。更にはメイクアップや美容技術全般についても考察を進めています。
先史である縄文時代は文字のない時代ゆえ、文献が残っておりません。土偶こそが当時の生活を知るヒントになり、とても重要なものとなります。

土偶、埴輪のヘアメイクから縄文、弥生、古墳時代を考察 国際文化学園の美容考古学研究所の「美容再現」

竪穴式住居の再現(長野県千曲市)

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