くらし情報『伊勢丹浦和店で「ティンガティンガアートとアフリカン雑貨展」開催 米田 泉が『アフリカンアートに捧げた人生~SDGs~』』

2022年5月10日 10:00

伊勢丹浦和店で「ティンガティンガアートとアフリカン雑貨展」開催 米田 泉が『アフリカンアートに捧げた人生~SDGs~』

彼はたった4年でこのジャンルを築き上げ、40歳の若さでこの世を去るが、100人余りの弟子たちによってその技法は受け継がれ、「ティンガティンガ」という絵画の一ジャンルとして、その名は今も成長し続けています。

●ティンガティンガアートの歴史
<天折の天才が生んだ、新たなるアート>
当時、田舎から一念発起し、最大都市にやってきたティンガティンガは生計を立てるのに苦労していました。転機が訪れたのは1968年のこと。彼は家族を養うため、あらゆる苦労を惜しまなかった。そんな中、街の観光客向けの土産物店にタンザニアのアーティストの絵画がないことに気づきました。並んでいるのは、隣国コンゴからの輸入品ばかり。専門知識はないが、タンザニア人の自分がタンザニアに誇るアートを描いてもいいのでは?誰もやらないなら私がやろう。自由に画材が手に入らないがゆえに、買い揃えたのが、建築資材のペンキと灯油、キャンバスの代わりは合板でした。
そして、36歳にして、絵画の道へ足を踏み入れたティンガティンガ。
感性の赴くままに描いた絵は、たちまち近隣に住んでいた北欧人の間で評判を呼ぶこととなりました。少しずつお土産物屋にも置かれるようになり、ティンガティンガ一家の生活は安定していったが、ここで彼は、成功を独占するのではなく、親類や仲のいい友人たちにも分け与えるという選択をします。

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