2022年6月28日 10:30
150年間、一般に公開されてこなかった漢方医学書の秘伝書『砦草』~戦場における養生訓、江戸時代のサバイバル教本~はじめて現代語に翻訳して刊行 7月中旬に楽天ブックスにて発売予定
本書は、現代に生きる日本人への過去からの貴重なメッセージと言えます。本書を通じて、200年ほど前に生きた漢方医たちが、どのように病気やけがで苦しむ人々を救おうとしていたのかを知り、あるいは、昔の医療と現代医療の長短を比較し、さらには、天災等の非常時に適切な医療が身近にないとき、それに代わる対応策として記憶にとどめていただくなど、さまざまに活用していただけたら幸いです。
<内容から一部抜粋>
・いぬくい 犬喰(犬や動物に噛まれた場合)
・じゃしょう 蛇傷(蛇に噛まれた場合)
・ふみぬき 踏抜(とげ・釘などを踏みつける事)、
・こつこう 骨硬(魚の骨が喉に引っかかる事)
・よう 厭(腫物のうみ)
その他、全34の症状について治療方法が記載されています。
<書籍概要>
タイトル:『砦草』~戦場における養生訓、江戸時代のサバイバル教本~
著者 :内山直樹、鈴木達彦、平崎能郎、平地治美、丸井敬司
価格 :1,500円(税込)
発売日 :7月中旬
ページ数:121ページ
仕様 :A5サイズ、白黒
発行元 :合同会社ミナクルライト
■『砦草』[著者]プロフィール
<監修 並木隆雄(千葉大学医学部教授)