2022年9月22日 09:30
“残り9日”信州の山小屋を支援するクラウドファンディングを実施中 山小屋がなくなる危機!?登山を楽しめる環境を維持していくため、エールを送りませんか。
長野県は、新型コロナ感染拡大、原油価格高騰の影響により厳しい経営環境に置かれている県内の山小屋を応援するため、ふるさと納税を活用したクラウドファンディング「信州の山小屋応援プロジェクト」を2022年9月30日(金)まで実施中です。
信州の山小屋応援プロジェクト
○コロナ禍での山小屋営業はどのような苦労があるのか。
今回、涸沢ヒュッテの小林 剛社長にコロナ禍での営業についてお伺いしました。
涸沢ヒュッテ
■定員削減で収入は減少、一方で物資輸送やコロナ対策、価格高騰・・・支出の増加に歯止めがかからない
―宿泊定員を半分以下に削減して営業、値上げをしても収入は大幅減。天候など不安定要素も・・
以前は、部屋の空きがないときは食堂なども使い、多いときで1日600人ほども受け入れていましたが、現在は宿泊定員を半分以下にして予約制を導入。最大でも1日150人ほどの利用となっています。3,000円の値上げをしたそうですが、定員削減の影響は大きく、収入は大幅に減少してしまいました。
予約自体はすぐにいっぱいになりますが、直近の天候に左右されます。一度に100人のキャンセルが出ることもあるそう。