これらの需要の高まりにより、関西圏の市場規模は2026年に電力容量で約500MWにまで拡大する見込みです。
これらの需要に応じるため、NTT GDCは、京都府内に本データセンターを新設し、NTT Comがデータセンター関連サービスを提供する予定です。
また、NTTグループは、光を中心とした革新的技術を活用した高速大容量通信、膨大な計算リソース等を提供可能な、端末を含むネットワーク・情報処理基盤の構想であるIOWN (
https://www.rd.ntt/iown/index.html)(Innovative Optical and Wireless Network)の研究等に取り組んでいます。IOWNの研究および商用サービスの開発を加速するため、本データセンターを活用していく予定です。
NTTグループは、今後も一層高まると想定される関西圏のデータセンター需要に応えるとともに、IOWNの早期実現をめざしデータセンター事業への投資を拡大していきます。
2.データセンターの概要
(1) 立地
本データセンターは、京都府相楽郡の災害リスクが低い海抜約94mの平地で、大阪市、京都市、奈良市の中心からいずれも車で1時間以内にアクセスできるエリアに建設されます。