くらし情報『「郡上踊」「寒水の掛踊」がユネスコ無形文化遺産に登録 ~岐阜県・郡上市で伝統的に踊り継がれてきた2つの踊り~』

2022年12月1日 15:00

「郡上踊」「寒水の掛踊」がユネスコ無形文化遺産に登録 ~岐阜県・郡上市で伝統的に踊り継がれてきた2つの踊り~

◆寒水の掛踊(かのみずのかけおどり)/岐阜県郡上市明宝寒水
寒水の掛踊は、岐阜県郡上市明宝の寒水地区に伝承される太鼓踊りで、毎年9月第2日曜日とその前日の寒水白山神社例祭で奉納されます。シナイと呼ばれる大きな花飾りを背負い、太鼓と鉦を打ちつつ躍動的に踊る拍子打ちをはじめ、様々な扮装をした役者や、歌い手を寒水の人々が総出で務め、旧家の庭先や神社境内で歌い踊る大規模な芸能です。2021年に国重要無形民俗文化財に指定。

◆ユネスコ無形文化遺産登録記念セレモニーの様子
ユネスコ無形文化遺産への登録決定を受け、岐阜県庁では登録記念セレモニーが行われました。当日は、郡上市関係者、郡上おどり保存会、寒水掛踊保存会らと喜びを分かち合い、各保存会によるおどりの実演も行われました。
古田肇岐阜県知事は、「『郡上踊』は約400年、『寒水の掛踊』は約300年、地域に伝統文化として延々と大切に引き継がれてきました。先達の方々に改めて、心から感謝を申し上げますとともに、これを気に、この風流踊を私たちも大切に保存し、未来に引き継いでいきたい」と挨拶しました。
「郡上踊」「寒水の掛踊」がユネスコ無形文化遺産に登録 ~岐阜県・郡上市で伝統的に踊り継がれてきた2つの踊り~

セレモニーの様子

【参考】郡上踊・寒水の掛踊について
◆郡上踊(ぐじょうおどり)

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