第10回『ソーシャルプロダクツ・アワード2023』が全70受賞商品を3月28日(火)に発表 受賞商品を一堂に集めた展示販売会を銀座三越で4月12日(水)~4月18日(火)に開催
スマートフォンアタッチメント型医療機器で、既存の細隙灯顕微鏡と同様に眼瞼・角結膜・前房・虹彩・水晶体・硝子体の観察を行い、白内障などの眼科疾患を診断することが可能。専用アプリを用いた画像ファイリングで眼科の遠隔診療を可能とし、診断AIなどの実装も進んでいる。
【ウェブサイト】
https://ouiinc.jp/
【審査員評価】
途上国や僻地での眼科医療の内容を劇的に向上させるものであり、すでに多くの人の失明を未然に防いでいる。「スマートフォン」「3Dプリンタ」の利点とAI技術などを組み合わせながら、医療現場に簡易な方式で導入出来る点も大変素晴らしい。エビデンスを重視し、医療現場に還元する姿勢も医師がリードして開発したプロジェクト/プロダクトならでは。ボランティアで訪れた途上国でその医療現場の課題に触れ、当該商品の開発に尽力した創業者のストーリーにも大いに共感するものである。「世界の失明を50%減らし、眼から人々の健康を守る」という大きなミッションも決して夢ではないと思わせてくれる実力のあるプロダクト。日本発信の新しいビジネスのロールモデルとしてより一層の成長を期待している。
■優秀賞■
年度テーマ優秀賞「AI音声プラットフォーム『CoeFont』」