くらし情報『木くず廃棄は東京ドーム12杯分、廃材利用のアップサイクルに注目 家具製造廃材を使ったブナ材の天然歯ブラシが売上20倍と好調』

2023年5月10日 10:00

木くず廃棄は東京ドーム12杯分、廃材利用のアップサイクルに注目 家具製造廃材を使ったブナ材の天然歯ブラシが売上20倍と好調

【環境にとことん配慮した町工場発の歯ブラシが人気に】
turalistは、東大阪の町工場プラスが開発したブナ材の端材を使った天然素材100%の歯ブラシです。環境に配慮した製品として今注目を集めています。海外で環境に配慮した歯ブラシが販売されていることを知り、自社でもそういった商品を作りたいと考えていました。同業仲間に相談するもなかなか適した材料に出会うことができませんでした。そんな中、同じ大阪府にある大東市の家具製造会社の木材を大切にしたいという想いがきっかけとなり、家具の製造過程で出る廃材のブナ材を歯ブラシの柄に採用することになりました。

当初は竹など他の材料も検討しましたが、食器などにも使われている安心感や程よい硬さと粘り、木目の細かさや手触りの良さからブナ材を選びました。家具の端材を使った歯ブラシはハンドル部だけでなくブラシ部にも廃材である馬毛などを使用し、天然素材かつリユース素材を使った商品となっています。ここ数年で竹製の歯ブラシは増えていますが、家具の端材である天然ブナ材を使った歯ブラシはturalistの他にはありません。
また、世界で初めて歯ブラシのメンテナンスサービスを提供しており長期間にわたって使用することができるため、経済的で環境にも優しい商品として支持を集めています。

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