初夏のお出かけはここに決まり!5~6月にバラが見頃を迎える「ちばローズ・ガーデン・ロード」の最新イベント情報を公開
さんを訪ねました。
御巫さんは、千葉大学大学院でバラの色素の研究に取り組み、現在は博物館の植物学研究科長として勤務する傍ら、各国のバラ研究者などが集う「世界バラ会連合」の大会で、著書「野ばらハンドブック」が日本人二人目となる優秀書籍賞を受賞するなど、世界が認めるバラのスペシャリストです。
御巫さんプロフィール画像
<プロフィール>
千葉県立中央博物館・植物学研究科長
千葉大学大学院自然科学研究科博士後期課程修了、博士(農学)。近著「野ばらハンドブック」は、日本の野ばらの魅力が凝縮されたフィールド図鑑で、2022年の世界バラ会連合「優秀書籍賞」を受賞している。
<運命的な出会いを経て、バラの世界へ>
ーバラに興味を持ったのは?
出身が習志野市で、通っていた幼稚園が「谷津遊園」(現在の谷津バラ園)の近くだったんです。自宅にもバラが咲いていて、子どもの頃からバラは身近にありました。でも私がバラの世界に入ることになった最大のきっかけは、大学院で研究課題を決める時期に京成バラ園芸株式会社の育種家、鈴木 省三(すずき せいぞう)さんにお会いしたことです。国内外のコンクールで多くの賞を受賞し、「Mr. Rose」