葉物野菜から有毒な雑草を除去し、食の安全を守る ベルト式光学選別機TOMRA 5Bおよび自由落下式光学選別機TOMRA 5Cの海外導入事例を公表
TOMRA 5Cは、冷凍野菜に含まれるチョウセンアサガオやイヌホオズキを、スライスで雑草が細かくなった後や、ブランチングでイヌホオズキのトゲがなくなった後でも検出・除去できる優れた光学選別機であり、最小限の歩留りロス率で選別作業を実施します。業界を牽引するセンサーと高解像度レーザーに、トムラ独自の生体署名識別(BSIおよびBSI+)技術、AI学習機能、ビッグデータ解析を組み合わせることで、比類のない選別精度を実現しています。
BSIでは、処理ラインを通過するすべての物体が、色、形状、生物学的特性について評価されます。次世代分光イメージングで素材を観察し、「見た」ものをデータベースに保存された情報と比較することで、BSIは素材の良し悪しを明確に対比し、従来の分光技術よりも小さな欠陥を検出することが可能です。
AI学習機能により、TOMRA 5Cは欠陥検出の精度を継続的に向上させます。またワンクリック・ボタンを含む欠陥分類ソフトウェアが強化され、以前はサービスエンジニアによってのみ達成可能であった高いレベルで、オペレーターが新しい選別プログラムを設定することができます。
また、TOMRA 5CをカスタマーポータルおよびクラウドベースのデータプラットフォームTOMRA Insightに接続することで、ビッグデータ分析が可能になります。