2023年9月25日 09:30
4年ぶり開催・有鄰館演劇祭 「遊戯空間」が戦乱と疫病の世を描きトップを飾る
開催以来、隔年開催。県内外から様々な劇団やユニットなどが参加し公演を行なう。趣ある「蔵」を生かした実験的な演目が行われ、東京はじめ群馬県外の多くの演劇人が、その魅力にひかれている。
有鄰館(旧矢野蔵群)は、享保2年(1717年)に現在の矢野園の創業者である近江の商人初代矢野久左衛門が来住し、二代目久左衛門が寛延2年(1749年)現在地に店舗を構えて以来、桐生の商業に大きく寄与してきた矢野本店の蔵群。
この蔵群は酒・醤油・味噌などの醸造業が営まれていたころの建物で、古いものは天保14年(1843年)、敷地内には合計11棟あり、ビール蔵を除いた建物が桐生市指定重要文化財となっている。
蔵芝居旗
有鄰館・酒蔵内部
■遊戯空間 有鄰館×雨月物語 リーディング公演 概要
遊戯空間公演 第14回桐生市有鄰館演劇祭参加
「妖話会 ayashi no wakai Stage-4 - 雨月物語「菊花の約」「浅茅が宿」(石川 淳『新釈雨月物語』より)」
作 :石川 淳
構成・演出:篠本 賢一
<出演>
語り:篠本 賢一 中村 ひろみ(演劇プロデュースとろんぷ・るいゆ) 加藤 翠
演奏:設楽 瞬山
<日程 2023年>
9月16日(土)