くらし情報『縄文人は驚くほど様々なアクセサリーを製作して身に着けていた!『第1回美容考古学フォーラム』を10月27日に開催決定』

2023年10月2日 14:00

縄文人は驚くほど様々なアクセサリーを製作して身に着けていた!『第1回美容考古学フォーラム』を10月27日に開催決定

・首飾り(ペンダント)・腕飾り(ブレスレット)・腰飾り・足飾り(アンクレット)などです。使われていた素材は、粘土を焼いたもの、石、木や植物の繊維、骨や角、動物の牙や歯、貝などで身の回りにあった自然素材を巧みに利用していたといわれています。腕飾り(ブレスレット)の素材には、イノシシの牙、粘土を焼いたもの、植物の繊維なども使われていましたが、その主な材料は貝でした。考古学では、この貝で作られた腕輪のことを「貝輪(かいわ)」と呼びます。海の近くに生きた縄文人にとって貝は大事な食材でもありました。

しかし、貝の利用はそれだけではなく、身を飾るアクセサリーとしても重要なものでした。中でも大人気だったのがベンケイガイの貝輪でした。腕にはめやすい形状と大きさと軽さで、且つ入手しやすいなどの理由があったと考えられています。
これらの貝輪は女性埋葬人骨の腕部だけに装着された状態で見つかったことから、女性専用のブレスレットとして使用されていたこともわかっています。遺跡から出土した貝輪を元に、縄文人たちの感性やこだわりとは一体どのようなものだったのでしょうか。会場のみなさまと考案していきたいと思います。

第1回美容考古学フォーラムは、10月27日(金)

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