くらし情報『学習時、特定の音により聴覚を刺激することで集中力向上の可能性を発見』

2023年12月21日 15:00

学習時、特定の音により聴覚を刺激することで集中力向上の可能性を発見

集中力の維持を個人の努力に委ねるのではなく、状況に合わせて自動的に集中力を維持、向上するようなサービスへの展開が期待されます。
なお、筆記動作から集中力を予測する研究は、「2023年度人工知能学会全国大会(第37回)」に論文が採択されております。

■実験手法
EEG※1(Electro Encephalo Graphy)信号を取得するInteraXon Inc.製のヘッドバンドを装着した実験協力者に対し、情報処理能力を測定することができるPASAT※2(Paced Auditory Serial Additions Task Clinical Assessment for Attention)テストを実施しました。PASATテストは前後半それぞれ2分の計4分間行い、後半の2分間では実験協力者に対してさまざまな視聴覚刺激を与えます。この時の脳波とPASATテストの正答率を前後半で比較し、各視聴覚刺激によって集中力がどのように変化するかを調査いたしました。

※1:EEGは、頭皮上の脳の自発的な生物学的電位を増幅して記録することによって得られる信号パターンです。この電位は脳表面の巨視的な活動を反映することが示されており、頭皮に適用される非侵襲性電極を使用して取得されます。

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