2024年2月20日 15:00
西陣織柄のリ・デザインNFT商品を2月20日より販売開始~「Bank of Craft」からの新たな提案~
と組み合わせデザイン例(右)
<テーブルランナーを織るポイント(今河織物の今河宗一郎氏)>
今回の話をいただいた際、デジタルデータと織物それぞれの特性を引き出すコラボレーションが果たして成り立つのか、正直不安でした。デジタルからアナログである西陣織に変換する試みには様々な制約が伴います。Kajima氏に織物の構造を説明させていただき、後日「そのままの再現ではなく、リ・デザインされたNFTアートと織物が生まれる」というテーマと共に提案いただいたことで、これは私にとって難しいだけでなく、同時にワクワクする挑戦になりました。織物の厚みは1mmにも満たないですが、その薄さの中で複数本の糸が複雑に重なり合い、色や柄が表現されます。デジタルと織物では表現できる細かさが異なるため、通常とは異なる工夫が必要でした。
平面で表現されるデジタルに対し、織物では厚みや素材の変化を利用することによる表現も試みました。
テーブルランナーのイメージ(実際の商品とは異なる場合がございます)
織物を考案する過程(写真左はコンピュータで織物プログラム(紋紙)を制作、写真右は糸の色選び)
<商品概要>
販売場所:JINNAN HOUSE STORE:
https://jinnan.house/collections/bank-of-craft
販売期間:2024年2月20日~
販売数 :4個限定
テーブルランナーお届け時期:購入者に別途ご連絡いたします。