くらし情報『体内の分子・量子をイメージングする最先端FASMI-JSMI 2024が開催 日本・アジア・世界の「分子イメージング」が、お台場に集結』

2024年5月13日 10:15

体内の分子・量子をイメージングする最先端FASMI-JSMI 2024が開催 日本・アジア・世界の「分子イメージング」が、お台場に集結

分子イメージング(Molecular Imaging)※1とは、特定の生体内分子や細胞の分布・機能等の生物学的なプロセスを、生物が生きた状態のまま可視化するイメージング手法やその研究領域をいいます(南山堂医学大事典第20版より)。医療で使用されるMRIや核医学イメージング、顕微鏡観察などで広く使用される蛍光イメージング、そして超音波イメージング等がさらに発展することによって、「分子イメージング」へと進歩することが期待でき、そのための研究開発が続けられています。
分子イメージングの計測原理は、核磁気共鳴や蛍光などのように原子核や電子の励起とその制御、すなわち「量子技術」※2に基づくものが多く、また計測技術やイメージング技術は、最近の人工知能(AI)の飛躍的な進歩に伴って大きな発展を遂げつつあります。今後、こうした技術が医療に応用され、飛躍的に高性能な診断技術が誕生することが期待できます。

2024年5月23日(木)~24日(金)に、第18回日本分子イメージング学会※3・総会・学術集会が東京お台場の東京国際交流館・プラザ平成にて開催されます(大会長:青木伊知男、実行委員長:長田健介(国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構))。

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