食べるだけじゃない、塩の使いみちを楽しみながら学ぼう!第45回夏休み塩の学習室「買い物ゲームで塩さがし!2024」 たばこと塩の博物館(東京・墨田区)で7月20日(土)より開催!
ここでは、かいつまんで紹介します。
<1年間に使う塩の量>
日本で使われる塩は1年間に約800万トン。そのうち調味料として家庭で使われる塩は、2%にもなりません。食品工業用と合わせても、食べものに使う塩は全体の11%くらいです。塩のほとんどはソーダ工業などの工業に使われ、いろいろな工業製品に姿をかえて、私たちの生活を支えています。このようにさまざまな場面で使われる塩ですが、国内で作られているのは全体の11%ほどで、そのほとんどは食用に使われ、工業用には主に輸入塩が使われています。
1年間に使う塩の量グラフ
塩の使いみちを表した「塩の木」
塩の使いみちは、
「(1)食べものに使う」
「(2)そのまま工業に使う」
「(3)変身させて(※)使う」
という、大きく3つの種類に分かれています。この木は、塩の使いみちの種類と代表的な品物などの例を表したものです。
(※)ソーダ工業では、か性ソーダ(水酸化ナトリウム)、塩素、ソーダ灰(炭酸ナトリウム)に作り変えてから利用します。
<3つの種類がある「塩の使いみち」>
(1)食べものに使う塩
塩と聞くと「食べものに使う塩」を思い浮かべる人が多いと思います。