<8月9日はロングライフ紙パックの日> 国際会議や大手ホテルで「ロングライフ紙パック飲料」の採用広がる “常温で長期保存が可能”な紙パックで食品ロスも削減へ
また、チルド製品の場合、容器に食品・飲料を詰める際に空気に触れてしまいますが、アセプティック容器は充填しながら容器を形成する(液面下充填)ため、充填の際に酸素が入らず、食品・飲料の酸化を抑制します。
■日本テトラパックのアセプティック容器の歴史
日本テトラパックのアセプティック容器には実は古い歴史があります。日本テトラパックは1960年代半ばにアセプティック充填機の市場導入を開始し、1970年代前半から飲料メーカーの採用が次々と進み普及していきました。最初は牛乳などの飲料だけでしたが、2018年に「食品、添加物等の規格基準」が改正されたことにより無菌充填豆腐の常温販売が解禁され、今では飲料だけでなく豆腐やスープ、パンナコッタといったデザートなども常温保存可能なアセプティック容器で販売されています。直方体のものから手に収まりやすい八角形のものなど、様々な形やサイズが展開され、容器の種類は増え続けています。
日本市場におけるテトラパックのアセプティック紙容器の変遷
アセプティック容器を使った商品ラインアップ
■ここがすごい!ロングライフ紙パックのポイント(1)
常温で長期保存が可能だからこそ、家庭での食品ロス削減に貢献!
●政府の発表によると、2030年までの食品ロス削減目標に向けて、「家庭系」