宮崎県宮崎市で行われたWSL公認大会「The Open Surfing Miyazaki Series」第2弾「QS3000 IBK日向プロ・WSLプロジュニア Presented by RASH」男子は田中大貴がQS初優勝 女子は都築虹帆が宮崎シリーズ連覇
ヒート2では、25歳の田中選手が18歳の渡辺壱孔選手を相手に激しいデッドヒートを繰り広げ、昨年3月の日向プロと同様に決勝へ駒を進めました。
田中大貴選手
注目のファイナルでは、田中選手が1本目で良い波を選ぶと4つのマニューバーを決めてこの日のシングルライド最高となる6.25をスコア。その後は、波を待つ時間が長かった田中選手でしたが、中盤に4.00のバックアップスコアを出して、そのまま逃げ切ることに成功しました。
女子のQS3000は、セミファイナルのヒート1で脇田紗良選手と都筑有夢路選手が激突。都筑選手が1本目にレフトの波でいきなり6.25を出しましたが、脇田選手はライトの波をつかみ、シングルライドでこの日最高の7.00をマーク。その後はなかなか波が来ないコンディションの中、脇田選手がシングルマニューバーで4.25を記録し、リードを保ったまま都筑選手を下しました。セミファイナルのヒート2は、都築選手と松岡亜音選手のマッチアップ。前のヒートを見て波数が少ないことを予想していた都築選手は、序盤から積極的なライディングで計10本の波に乗りトータル8.25をスコア。
思うように波をつかめなかった松岡選手を下し、宮崎プロに続く決勝進出を果たしました。