乳がん傷痕をカバーする入浴着、8割がまだ知らないと回答 アンケートでは着用に肯定的な意見が9割以上という結果に
が72.7%で、9割の人が「使ったことがない」と回答。その中には「娘と一緒に温泉を楽しみたいので今度使ってみたい(50代)」という意見もありました。
入浴着の認知度は、まだ低い
また、宿泊施設や銭湯など公衆浴場での入浴について「胸の傷が周囲からどう思われるか気になる」と回答した人は全体の74.8%、そのうち「気になるので避けている」が46.3%で、多くの人が本当は入りたいのに公衆浴場での入浴を避けていることがわかりました。厚生労働省は入浴着の使用は衛生面で問題はないとし、自治体や入浴施設事業者、利用者に対してポスターなどを通じて理解や配慮を呼びかけています。しかし「ポスターを見たことがある」という人は2割にとどまっていることから、社会のより積極的な取り組みが必要であることがわかりました。
術後の傷で周囲の目が気になる人は74.8%、入浴着のポスターを見たことがある人は2割ほど
【9割余りはあたたかく見守りたい考え】
「入浴着を着て入浴している人を見たことがあるか」と広く一般に問う設問では95.9%の人が「見たことがない」と回答。一方で、入浴着を着用して入浴することに対して「何か事情があるのだろう。